FUJI BIKES 2020モデル!

こんにちは、高橋です。昨日のBREEZERに続きまして今日は「FUJI」の2020年モデルをご紹介していきたいと思います。



「FUJI」はカジュアルなバイクのイメージを持っているか、レースのイメージか二つの印象に分かれているように思います。その理由として実はどちらもしっかりとラインナップしているのがFUJIのすごい所だからです。

レースシーンでは6月の日本一を決める"全日本選手権"でFUJIのSL1に乗っている横塚選手が3位入賞、U23カテゴリーでは武山選手が優勝しています。活躍ぶりが凄すぎる今年の全日本選手権でした。
FUJIでは"FUJI REMIX"というサービスでカラーカスタマイズをしたフレームを注文することができます。ムーブメントからでもオーダーできるようになりました。
ちなみに先のTEAM UKYOカラーもオーダーできたりするので、ファンの人は嬉しいでしょうね。

JARI 1.1 (BLACK ALUMINUM)
完成車 258,000円+税
メインコンポーネント SHIMANO 105 (hydraulic disc brake)

FUJIで今一番熱いカテゴリーはこのバイクツーリング系でしょう。「JARIはいいぞ」とSNSでも評価の高いモデルとなっています。
JARI 1.3 (MATTE SILVER)
完成車 185,000円+税
メインコンポーネント SRAM APEX1

2020年はJARIシリーズのカラーリングがかなり洗練されているように感じました。アルミフレームの質感を印象付けるマットシルバーのカラーもいいですね。

JARI 1.5 (MUD)
完成車 160,000円+税
メインコンポーネント SHIMANO Tiagra

アースカラーのフレームにブラウンサイドのタイヤを履かせてて雰囲気はバッチリです。価格帯的にも初心者~セカンドバイクな人に刺さる一台だと思います。

JARIと来ればお次は「FEATHER CX+」の紹介といきたいところですが、予想外の新モデルをご紹介したいと思います。
FEATHER CX FLAT
カラー:IVORY、BRIGHT SILVER、CLOUDED BLUE
完成車 78,000円+税

まさかのフラットバー仕様のフェザーCXがラインナップに加わりました!今までフェザーCX+を通勤用などで検討する方が多かったのですが、更に日常使いにフォーカスしたフラットバータイプになっています。
ロードバイクほどタイヤが細すぎると少々段差などが気になるのですが、ロードバイクより約1cmほど太い35cという太さのタイヤが標準で装備されています。程よいクッション性があり、安定感があるので自転車の操作に自信がない方にもオススメできます。
フラットハンドル化に伴って、ブレーキは"油圧のディスクブレーキ"になっているので制動力が安定しています。
10万円以下の車体でも油圧ディスクの車体が増えてきていますね。嬉しい傾向です!
RAFFISTA
カラー:MATTE BLACK、OLIVE
完成車 89,000円+税

ムーブメントでも今年人気のあった「ラフィスタ」です。オリーブとマットブラックの2色展開になります。
ホイールが今グラベル系で人気の650B(27.5インチ)のホイール径になっていて、タイヤは27.5x1.75を履かせています。

上のフェザーCXとどう違うのかというと、ラフィスタはフレームがアルミ製になっているので気持ち軽量に仕上がっています。
タイヤクリアランスも大きいので更に太いタイヤを履かせることもできます。
こちらもニューモデル。
MADCAP (MATTE BLACK)
完成車 92,000円+税

MADCAP (SILVER MIRROR)
完成車 92,000円+税

フェザーCX FLATとは異なる路線の"フラットバーロード"。こちらはロードバイクのフレームをベースに、細めのタイヤに対応した軽快さ重視の1台です。

ゆったりマイルドに走るならフェザーCXやラフィスタがおすすめですが、スピード感や爽快感を味わいたいという方にはこちらがオススメです。
カタログ重量で8.9kgとなっているので、普通のロードバイクもびっくりの軽さになっています!
BALLAD R (BRITISH GREEN)
完成車 84,000円+税

BALLAD R (CHAMPAGNE GOLD)
完成車 84,000円+税

2019年は92,000円だった「バラッドR」ですが、2020年は大幅に価格設定を下げてくれました。手元のブレーキ一体型の変速レバーではなくなりましたが、"価格"と"雰囲気"という魅力は絶大です。
シャンパンゴールドのカラーリングは好きな人が多いのではないでしょうか。
HELION R (CHROME)
カラー:CHROME、MATTE BLACK
完成車 89,000円+税

小径車の可愛らしいルックスも根強い人気があり、この「ヘリオン」も人気車種のひとつです。というかどの車種も人気があるのがFUJIのスゴイところかも知れません。
新色のクロームカラーは普通のシルバーではなくメッキ調のシルバーなので、よりソリッド感が増した印象でした。
FEATHER CX+ (MUSTARD)
カラー:MATTE GREEN、SPACE BLACK、SLATE、MUSTARD
完成車 98,000円+税

フェザーCX、2020年は4色展開となりました。特に目を引いたのはこのマスタード。スペースブラックとスレートの2色は継続され、写真のマスタードとマットグリーンの2色が新たに加わりました。
FEATHER
カラー:MATTE GREEN、MATTE RED、MATTE BLACK、MATTE SILVER
完成車 69,000円+税

色々なフェザーシリーズが出ましたが、フェザーの原始といえば「ピストバイク」ブームに一役を買ったこのフェザー。
ピストバイクはパーツが少ない分、故障が少なく気兼ねなく使えるので人気のバイクカテゴリーです。サイズ展開も豊富なので身長約160cmくらいの方から選んでいただけます。

変速など余計な思考を必要とせず、"ただ漕ぐだけでいい"というシンプルさが好きという方もたくさんいて、そのシンプルなルックスも人気の要素になっています。
TRACK PRO (BLACK/RED)
完成車 145,000円+税

FEATHERよりももっと攻めたピストバイクが欲しい!という方は飛びつくかもしれません。「トラックPRO」が復活です。
TRACK PRO (MATTE BLACK)
完成車 145,000円+税

極太のエアロチューブが目を引くアルミフレームにカーボンフォークと専用のカーボンシートポストがセットアップされています。
このマットブラックは特にカスタムの妄想がかなり捗る1台ではないでしょうか?
ブレーキも取り付けできるので公道もOKです。
FOREAL (MATTE SILVER)
完成車 280,000円+税
フレームセット 150,000円+税

僕らも全く予想外のモデルを新たに出してきました!その名も「フォレアル」です。
フレームはパッと見でアルミかと思いきや、コロンバス製のクロモリチューブ。モダンなスチールロードを作ってきました。
テーパーヘッドにカーボンフォークでディスクブレーキ、スルーアクスルという現行の規格を押さえた1台になっています。
溶接はTIGですが綺麗な仕上がりで驚きました。


シンプルなデザインでありながら、展示会の中で存在感を醸し出していました。
油圧105の完成車で28万円というのもお手頃価格ですが、常日頃からハンドメイドスチールを扱っている僕らからするとフレームセットの15万円は破格に感じます。

油圧ディスクのクロモリバイクを探している方は候補に加えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに100台限定の生産だそうです。
なかなかのボリュームとなってしまいましたが、まだ続きます。

to be continued...

コメント