5mmの理由。

ロードバイクのアヘッドフォーク、
スペーサーを詰んでステムの位置を調整します。
こちらはステム(ハンドル位置)を一番下に取り付けしています。
上のスペーサー部分は不要なのでカットをご依頼です。

格好良く、上にはスペーサー無しでトップキャップのみで!
というのもカッコよさを求める上では良いと思います。
プロ選手もよくそうしていますね。

かつてからの教えでは、
特にカーボンフォークの場合は"ステムの上に5mmスペーサーを残せ"
と言われております。
カット後の状態。
スペーサーとトップキャップを着ける前の状態です。

プレッシャーアンカーを使う構造上、
固定するにはフォークコラム+数ミリ(アンカー分)の高さが必要です。

スペーサーを残さないようにカットすると、
ステムのクランプ部分より下でカットしなければいけません。

そうなると、ステムの固定で締めていったときにトルクがしっかりかかりません。
最悪の場合コラムが割れるということも。。。

なので、上の写真のように数ミリ上に残すことで、
ステムの2本のボルトを均一のトルクでしっかりと固定することができます。

ヘッド周りをしっかり固定したい場合は"5mm残せ"というわけです。

残さなくても固定はできます。
自分の中でのコダワリの違いですね。

難しい単語ばかりですが、なんとなく伝わってくれたら嬉しいです。笑

コラムカットは2400円にて。

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