FUJI2020モデルが発表されました。
他のモデルは前回のブログでピックアップさせてもらっているのでそちらをチェックしてみてください。
今回は新しくなった「TRANSONIC(トランソニック)」をご紹介します。
FUJI "TRANSONIC 1.1 DISC"
フレームセット 340,000円+税
楕円形状だったダウンチューブはカムテールタイプになり、全体的によりエアロを意識した形状へとアップデートされました。
設計の変更だけでなく、カーボンは今までFUJIオリジナルのC10カーボンからC15カーボン(SL1でも使用されている最も軽くて硬いもの)へとグレードアップされています。
FUJIのフレームは色々と見たり乗ってきましたが、今までで一番速そうな印象を受けています。
斜め上から見るとこんな感じでした。
ダウンチューブの真ん中あたりがシェイプされています。恐らくエアロを意識してだと思うのですが、それに合わせてボトルケージも通常よりも下側になっていました。
フレームセットで34万円、安いと感じる人もいれば高いと感じる人もいるかもしれません。
しかしながら今までと異なる点は、カーボンのシートポストに加え、カーボンハンドル、専用のエアロステムも付属している値段ということです。
写真はSRAM eTapですが、ブレーキケーブルもそのほとんどを内装することが可能になっています。
フォークのディスクブレーキは側面からカウルのように少し覆いかぶさる形状。
リアブレーキもフレームに少し埋まるような形で、エアロを意識している形状になっていました。
前後スルーアクスル(100x12mm、142x12mm)
ブレーキは内装タイプなのでブリーディングには少し時間を要する形になりそうです。よほどのこだわりがない限り、素直にお店で組んでもらうのが得策でしょう。笑
FUJI "TRANSONIC 2.5 DISC"
完成車 390,000円+税
コンポーネント SHIMANO 105(hydraulic disc brake)
フレーム形状は同じくして、カーボンのグレードを変更した廉価グレードも用意されています。油圧の105を組み込み、完成車で39万円となっています。
今回、"2"シリーズでは「C10」カーボンが採用されました。
しかしながら以前のトランソニック2.5ではC5カーボンを使用しており、今回使用されているC10カーボンは以前のトランソニック1.1と同等のカーボンとなっています。
価格こそ上がりましたがそれに伴い戦闘力も上がっているということで間違いなさそうです。
油圧ブレーキ、機械式変速ですがブレーキは内装されておりかなりすっきりした印象。
FUJI "TRANSONIC 2.1"
フレームセット 280,000円+税
ディスクブレーキだけかと思いきや、リムブレーキタイプもしっかりラインナップしてくれました!
まだまだパーツを流用したい人や、リムブレーキにこだわりのある方もたくさんいると思うので、そういった方が最新のフレームを選べるというのはとても嬉しい話だと思います。
この2.1はオレンジのグラデーションがとても綺麗なフレームカラーでした。
Oval concepts 790AERO Stem
3D-forged,-17度
ちなみにTransonicは専用のエアロステムが使われています。ボルトは表に出さずスッキリとした形状です。恐らく他の通常のステムも使用可能かと思いますが、折角ならエアロステムが使いたいですよね。
トップキャップ、スペーサーなどキチっとした一体感が良い感じです。
FUJI "TRANSONIC 2.5"
完成車 360,000円+税
コンポーネント SHIMANO 105
リムブレーキタイプでもしっかりと完成車モデルも用意されています。105でカタログ重量8.7kg、十分すぎる完成度だと思います。
これからレースデビューな人にオススメできるモデルです。慣れてきたらホイールを変えれば戦闘力もグンと上がり、レースやイベントでも大活躍してくれるでしょう。
真っ赤な車体は好みが分かれるところですが、眺めてるとどんどんカッコよく見えてきました。新型トランソニック、良いですね!2020モデルの中でも注目の1台です。
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