一人の男として、一人の自転車乗りとして

自転車乗りならば、一度はチャレンジしたくなることがある。

「長距離ライド」

100km/日という距離は、
初心者にとってとても険しい壁に見えるかもしれない。
実際に、そう楽なことでもない。

無事に走りきれるのか、
体力が持つのか、
いろんな不安が頭をよぎる。

しかし、一度衝動に駆られてしまえば挑戦せずにはいられない。

彼は名古屋出身のSさん。
仕事の都合で大阪にやってきました。

名古屋でいきつけであったCirclesさんのご紹介で
ムーブメントまで足を運んで頂きました。

そして、名古屋へ帰るときがやってきました。
彼は決意します。
「チャリで帰ろう」、と。

事前の自転車の整備を施し、
心構えや気をつける点をなるべく伝えました。

昨晩は一緒にご飯を食べに。
名古屋に帰ってしまうとしばらく会えません。

時間はあっとゆうまに過ぎ、
別れをおしみつつ眠りにつきました。

翌朝、というか本日の朝、彼は出発しました。
初の長距離。

重い荷物とクロモリフレームの自転車。
奈良のアップダウンを越え、名古屋を目指します。

雨に打たれ、心が挫けそうになったそうです。
でもたまたま入った喫茶店のマスターに励まされ、
ツイッターで友人たちから励まされ、
彼は再び走り始めます。

pic.twitter.com/y1uVmaYB

20時頃、お店でせっせと作業していたら連絡が入りました。
「つきました!!」

走行距離約189km
そこにあったアップダウンや雨、風。
本人にしか知る事はありません。

ゴールしたときの安堵感も本人だけのもの。
それがまた、なかなか病みつきであったりします。笑

とにかく、安全に着けたことが一番です。
お疲れ様でした!

男としてのパッション。
自転車を走らせるのはパッション。

心が大切です。

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