少し前に案内させていただいた「FUJI BIGHORN 27.5+」に続き、また激熱なトピックをご紹介したいと思います。
FUJI "JARI CARBON 1.3"国内参考価格:350,000円+税
今注目を集めているバイクパッキング/アドベンチャーバイクといえばフジの「JARI(ジャリ)」ですが、今回のご紹介は「カーボン」のJARI。
日本では未展開なモデルでありながら、海外市場でも流通の少ない希少なモデルとなっています。
JARIはもともとアルミフレームで発売されたモデルで、2019年ではJARI 2.3というスチールモデルが新発売となりました。
アドベンチャーバイクはタフネスな使用が想定されるので、アルミやスチールといった金属フレームが好まれる傾向にあり、その分重量も重くなります。
カーボンという素材に対して強度を気にする方も多いかもしれません。しかしながら、同程度の強度を確保した際にアルミや鉄よりも軽量に仕上がるのがカーボンの素晴らしいところです。FUJIほどのブランドであれば、発売にあたってどのフレームも共通の試験を行っているはずなので強度を不安に思うことは杞憂でしょう。
専用の"Bento Box"が付属しています。ボルトオンタイプで固定されるので、ライディング中に揺れることがありません。
JARI CARBONのダウンチューブに目を当ててみると、ボトルケージマウントが2段設置されていました。特に下側はボルトが3本になっており、任意の高さでセットアップできるようになっています。
WOLFTOOTHのB-RADシステムと組み合わせたりするのも良さそうです。
どうやって何を積むのかを考えるのも楽しい時間ですね。
このJARI CARBON 1.3のコンポーネントはSRAM RIVAL1 Hydraulic。
油圧式のブレーキはレバーの引きが軽く、制動力もあるのでダートの下りでは重宝します。
ドライブトレインはフロント40t、リアは11-42tの組み合わせ。
ギア比1.0を割るローギアは登り坂で活躍してくれるでしょう。ロードバイクとは異なり、荷物を積んだライドでは登りのペースも緩くなるため軽いギアがあると安心です。
ダートを走っていると現れるのは走行不可能なセクション。そんな時にあると嬉しい担ぎ用のパッド。
フォークには当然のようにボトルケージマウントがあり、
フェンダーを想定したマウントも装備されています。
タイヤにはPanaracerの"グラベルキングSK 700x43c"
チューブレスコンパチブルなのでチューブレス化も可能です。
昨年、徳島スーパー林道を走った時にも実感しましたが、路面が荒れているほど太いタイヤの安心感が乗り手を助けてくれます。
【SPEC】
・ウルトラハイモジュラスC15カーボンモノコックフレーム
・FC-440カーボンモノコックフォーク,12mmスルーアクスル
・リアトライアングル:最大15mmのピボットレスサスペンション
・フレームバッグやボトルに合わせて高さ調整可能なボトルケージマウント・SRAM Rival 11-speed ドライブトレイン
・WTB KOM Light i23 tubeless compatible ホイールセット
・Panaracer Gravelking SK 700x43 tires
・SRAM Rival1 油圧ブレーキ/前後160mmローター
・ダウンチューブ アーマーシールド
・"Bento Box"で手元に補給食や小物を手元に保管可能
・ラック、フェンダーマウント装備
・担ぎが快適なショルダーパッド
・完成車重量:8.4kg
もし自分がまだBreezerを所有していなかったら間違いなく即買いしていたと思います、JARI CARBON。
車体がとにかく軽いので走りも軽いし、輪行の時も助かります。オマケにちょっとだけお財布も軽くなります。
ここまで紹介させてもらったのですが、こちらのJARI CARBON 1.3は既にご成約済みで販売分はもうございません。お取り寄せの対応も難しいためご理解いただけますと助かります。
しかし、どうしてもJARI CARBONが欲しいと思った方に唯一のチャンスをご案内したいと思います。
FUJI "JARI CARBON 1.1"
国内参考価格:420,000円+税
JARIシリーズ史上の最上位モデルとなる「JARI CARBON 1.1」、1台のみとなりますがご用意があります。
フレームスペックは今回紹介した1.3と同じで、主にコンポーネントやパーツ類が変わっています。油圧ブレーキのシマノアルテグラ、クランクは46-30t、RDはアルテグラRXなど抜かりないアッセンブルです。
そして1台限りになりますが特別価格を設けました。
SOLD OUT
※サイズ:52cm
衝撃の10万円オフにてご提供致します。
シマノコンポーネントも値上げの案内が出ているので、来年以降でもこの価格で買うことはできないと思います。
これからのオンシーズンに向けていかがでしょうか。
ご来店お待ちしております!
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Photo by K.Nishikawa (ELUSIVE)
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