あれ?空気が入れられない?

ロードバイクやクロスバイクに初めて乗る人が、まず最初につまずく問題です。
それは、「ママチャリ(一般車)の空気入れで空気を入れることができない!
という事です。

まずはバルブの種類からご紹介します。
英式バルブ (イングリッシュバルブ *EV)
まずは一般車によく使われているバルブです。

米式バルブ (アメリカンバルブ *AV)
これはマウンテンバイクによく使用されるバルブです。

仏式バルブ (フレンチバルブ *FV)
最後のこれがロードバイクやクロスバイクに最も使われているタイプのバルブです。

以降は仏式バルブの使い方をご紹介します。

STEP1
「キャップを外す」
バルブの先端に装着しているキャップを外します。左に回すと外れます。

これはあくまでバルブの先端を保護しているものなので
「必ず装着しなければならない」
というものではないので、無くした場合でも心配しないで下さい。

STEP2
「バルブの先端を緩め、空気が通るようにする」
バルブの先端が閉じた状態

バルブの先端が開いた状態

バルブの先端は通常、空気が通らないように締められています。
空気を入れるときはその先端部分を緩めます。
指で先端部分を左に回すと緩めることができます。

STEP3
「フロアポンプで空気を入れる」
バルブの先端を緩めたら、今度はこのように空気入れを差します。

空気が漏れないようにしっかりと奥まで差し込んだあと、レバーを起こして固定します。
(レバーの形状はポンプによって異なります。)

空気を入れ始める前に、適正空気圧をチェックします。タイヤの横に記載があるはずです。
適正はタイヤによって異なるので、必ず1度は確認して下さい。

物によっては適正空気圧が必要以上に高いものがあるので、
スポーツバイクに乗りなれた人にアドバイスをもらうと良いでしょう。

SERFAS FMP-500

タイヤの細いロードバイクやクロスバイクは高圧の空気が必要です。
そのため、低圧で使用する一般車用のポンプでは空気が足りない状態になりやすいです。
高圧に対応したフロアポンプがオススメです。

空気の入れ方は今までの一般車と同じです。

空気圧をチェックしながら空気を入れていきます。

体重や走る道によっても空気圧は微調整することをおすすめします。

STEP4
「元に戻す」
空気を入れ終わったら、固定していたレバーを解除してから空気入れを外します。
ゆっくり行うと空気が抜けてしまうこともあるため、勢いよく外しましょう。

※外す時にブシュッと音がありますが、
空気入れのホースに残った空気が抜けているだけなので心配はありません。
音が「ブシューーーーッ」と長い時はタイヤの空気が抜けています(-.-;)

空気入れを外したらバルブの先端を締めなおします。
右に回していくと締まっていきます。

キッチリと閉まってる状態です。
走るときは必ずこの状態になってることを確認して下さい。

最後にキャップを締めなおしたら完成です!

1度慣れてしまえばこの解説を読み直すことも無いでしょう(^^)
安全運転で自転車を楽しんでください!

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