ENVE "3.4AR DISC" built by Movement

昨年から追加された"ARシリーズ"を組ませていただいたのでご紹介させていただきます。

ARとはAll-Roadのことで、今までラインナップされていたSESよりもリム幅を広げてワイドタイヤに最適化されたリムになっています。
"SES 3.4AR DISC" CL TL (with ENVE ALLOY HUB)
前後セット 358,000円+税
リム単体 128,000円+税 (※フロント・リア各1本単位での販売)
■フロント: リム高さ39mm/24ホール
■リア:リム高さ43mm/24ホール

The ENVE AR Evolution from ENVE Composites on Vimeo.

先日の200kmライドでも"28c"タイヤを使用して走ってみました。2018年のRapha Prestige新城を走った時も28cを使ったりしています。

細いタイヤやナローリムの鋭い走りも大好きなんですけど、実際の所ロードレースやクリテリウム以外のシチュエーションでその鋭さが必要な時ってほとんど無いなと思います。

それよりもワイドリムによるコーナーリングでのカッチリ感、太めのタイヤが路面のギャップをいなしてくれる不安感の無さ。細いタイヤと使い比べてみれば、太めタイヤで走った時の方が細かい疲労がないなと感じます。


ENVE ALLOY ROAD HUB DISC
Front:34,800円+税
Rear:49,800円+税

こちらも面白い内容なので、お時間のある方は是非。

メンテナンスゼロでもベアリングに遊びが生まれない「PERFECT PRELOAD」
かなり簡潔に紹介しておくと、古くからあるカップアンドコーン式のハブはメンテナンスを必要としている構造です。玉当たり調整が緩すぎてしまえばガタやベアリングの損傷に繋がり、キツすぎれば極端な摩耗や回転抵抗へとつながります。

やはり多くの人が求めるのは"少ないメンテナンス"なのかな、とも思います。上記のようなヒューマンエラーを減らすべく開発されたのがパーフェクトプリロード構造です。

同じように"少ないメンテナンス"でも耐えうるように、ベアリングもステンレス製を採用することで錆といったトラブルを避けています。

リムもハブも同じく、長期的に使用していてもトラブルが出にくいものが安心して使用できるというのがENVEの考えだと思います。
レーススペックの商品を開発しながらも、実際には一般ユーザーが使用することを第一とした製品開発の姿勢が伺えます。
もし「レース用でしょ?自分にはちょっと、、」と思っている方がいるのなら、実は認識が少し違っているかもしれません。

今回組ませていただいたのは「3.4 AR DISC」

ENVEには多数のラインナップがあるので、どれを選ぶべきか悩む方が多いかと思います。
でもENVEはしっかり用途に応じて最適解を分けているので、自分が求めるシチュエーションのホイールを選ぶことで最高のライドアシストを授けてくれるようになっています。

ちなみにFOUNDATIONも価格を落としたモデルだからといって妥協せず、それまでのラインナップにはない位置づけの性能に落とし込んでラインナップされています。
3.4と3.4ARではリムハイトは同じものですが、推奨タイヤ幅が異なります。
アップダウンをよく走る日本ではやはり3.4が人気みたいです。



完全にマニアな領域のハブ設計。
BEHIND THE PRODUCT:ENVE ALLO ROAD HUB」を読みましょう。
ねじれに強く、それでいて縦からの衝撃も比較的緩和してくれるような設計です。すんばらしいです。
3.4ARと3.4の大きな違いはリム幅ですが、ビード部分の形状も異なります。

3.4ARではチューブレスタイヤ前提とされたフックレス設計で、バーピングという"衝撃によるエア漏れ"を軽減したり、タイヤの変形を抑えエアロ性能にも寄与しているそうです。

こちらで詳しく解説されています。


IRC "FORMULA PRO TLR S-LIGHT" 700x28

ENVEで使用するタイヤは「TIRE COMPATIBILITY」で確認してから使用することがオススメです。
世界中のホイールやタイヤが共通の規格で設計されているわけではなく、また作り方や素材によって相性の良し悪しが少なからず存在しています。



推奨サイズである28cを装着しているので、リムとタイヤの並びが綺麗に収まっています。

その昔マビックがリムにエアロブレードを装着してこの隙間を埋めたという意欲モデルも思い出しますね。
愛車のCORNER BIKESに装着して完成です。ありがとうございました。


MOVEMENTではENVEでビルドアップされたタイプも販売していますが、店頭で組み上げる方法を中心にご用意させていただいています。

というのも、やはり自分以外が組んだホイールよりも、自分が組み上げたホイールの方が「どうやって組まれているか」が分かるのでアフターフォローもしやすくなります。

体重が重い人軽い人、短距離を走るレーサーもいれば長距離をゆっくり走る人もいる中で、ホイールは硬く組むことだけが正解ではないと思います。そういった所も含めて味付けしやすいのは店頭でのビルドアップホイールだと思うので、用途も含めてご相談いただければ"気持ちよく乗れるホイール"に限りなく近づけると考えております。

ENVEのご相談やオーダーは店頭またはメールでもお受けしています。
お気軽にご相談ください!

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Team Clif Bar Speed Camp from ENVE Composites on Vimeo.

ENVE Wheelを使用する"Team Clif Bar Cycling"
めっちゃ良いな~、こんなチームが日本でもあったら良いのに!

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