今年もシマノ鈴鹿ロードレースに行ってきました。

2011年にムーブメントが出来てから参加するようになった「シマノスズカ」。
僕はかれこれ7回目の参加になります。
2011~2014年は国際ロードというプロと一緒に走るレースに参加していたのですが、SAUCE DEVELOPMENTというチームを結成してからは"5ステージ"というレースに3年続けて参加していました。
5ステージは3~6名で土日合わせて5レースを走るチーム競技のレースなんですが、今年は両日参加できるメンバーが集まらなかったので参加を見送りました。
ということで、1日なら参加できるメンバーで7周のレースに参加してきました!
(ホリさんお店番ありがとうございました。)

ゆっくり行っても大阪から鈴鹿サーキットまで約2時間。5ステージの時は朝5時頃に会場入りしていたのでほぼ無睡眠でしたが、今回は10時前の会場入りで今までで一番リラックスして行けました。 



国際ロードや5ステージと比べると選手層が薄くなるので、メンバーは全体的にリラックスした状態でレースに参加することができました。

ロードレースは個人競技として走っている人が多いけども、最終的に行き着くところはチーム競技だと思います。
チームメンバーもそれぞれ個人的な思惑はあるかも知れない中で、僕はチーム内で逃げ担当とスプリント担当と役割を与えてレースに臨みました。

やるべき事を予め決め、それぞれ実行することの難しさと面白さに価値があったと思います。

プロチームがやっているようなチームの隊列も、簡単そうに見えて難しいことです。今回は主に僕の後ろで走るようにと指示して走ってもらっても気が付けば離れ離れになっていることがしばしばあったりしました。
必ずしも常に一緒にいる必要はありませんが、集団の中で"自分が居たいポジションをキープする"という技術は実際にレースを走ることでしか経験を積むことができないと思います。

それは個人で走っていれば自己満足の位置取りで終わっている人も多いところです。
自分がレースのどの局面でどの位置に居たいかということを実行できるとレースがもっと面白くなると思います。

写真中心は今回2位だった田渕選手。常に近くにいた選手らが明らかに強さを感じていたんですが、総じてゴールの勝負に絡んでいたので「やっぱりか~!」という気持ちでした。レースの内情についてはまた個人ブログで書こうと思います。

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僕がやるべき仕事はチームメイトを引き連れて最終コーナーを先頭で入ること。
自分のための走りはできてもチームメイトを引き連れる走りが難しく、焦りからチームメイトを置き去りにしてしまってうまくアシストには繋げられませんでした。 
最後のコーナーは先頭で入り、最低限自分の仕事にはトライしましたが後ろには他のチームの選手が並んでいる形になってしまいました。残念!
それでも少し後ろに位置取っていた仲間が5位に入ってくれました。
1秒間の間に10名程度がせめぎ合うゴールスプリント。スプリント力もさることながらタイミングもとても重要です。
それを良い形で送り出せなかったのがとにかく悔しい~~~。

(写真はサンスポさんの記事より。)

帰りの道の中でレースのことを振り返りながら、「あーだった、こーだった」と話し合える事がとても楽しいなと思いました。

実業団を走っていてもカテゴリーや組み分けの問題があったりして、意外と単独参戦が多いので今回のように仲間で一緒に走れるレースは貴重で面白かったです。

最後にちょっとだけ宣伝を。
8/20に発売のサイクルスポーツ(10月号)に僕の書いた記事が掲載されています。
内容はゴリと行った徳島キャンプツーリングのものですが、また少し違った雰囲気で楽しめるかと思いますので書店に立ち寄ったら手に取ってみてください!

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