Rolfprima "VIGOR ALPHA STEALTH"

本日は先日販売した「Rolf prima」のホイールをご紹介します。

"VIGOR ALPHA STEALTH"
前後セット 169,000円+税

人気のあるフルクラムのRacing Zero NITEのような全面グレーのルックスですが、その実態は大きく異なります。

リムとハブはアノダイズド(アルマイト)ではなく「Ballistic Armor coating」というセラミックコーティングを施しています。

ロルフプリマ社が発表したセラミック仕上げは、ペイントではなくセラミックの薄膜を形成するハードコーティングなので、スクラッチやチップオフに強いのは勿論、アルミの寿命と言う点においても、これまでのアルミを酸化させるアルマイト仕上げに比べ、アルミを保護し、その寿命を延ばす効果があります。 
また、耐熱性や撥水性にも優れた点が認められています。
WhiteIndustries製フロントハブ (Made in USA)

ベアリングも当然のようにMADE IN USAのENDURO「ZERO CERAMIC」。
リアホイール。

ちなみにオーダーを入れてから1本ずつハンドビルドされ出荷されていきます。
余分には作らないので非常にエコですし、過剰在庫によってセールにする必要も無いので少し時間がかかるとしても良い流れですよね。
時間がかかるといっても2~4週間程度で届くのでそれほど待つ感じもありません。
フロント同様、ロルフ専用設計のホワイトインダストリー製のハブ。
CNC削り出しの6AL4Vチタニウム製のフリーボディ。ラチェット数も48Tと細かくなっています。  
Rolfprimaはアメリカ、オレゴン州のユージーンに会社を構えます。
以前は台湾製のリムを使用していた時期もありましたが、Made in USAで作りたいという気持ちからリムも自社生産となっています。本当に自転車が好きな人たちだと感じさせてくれます。
その製品はしっかりと日々進歩していて、リムの内側に目をやってみるとしっかりとチューブレスのためのバンプが追加されていたりします。

その”ビードロック”と呼ばれる小さな隆起を設け、タイヤが損傷したりパンクなどによるエアー抜けが発生しても、タイヤビードをしっかりと保持、リムからの脱落を防ぎます。オフロードの低圧走行にも効果を発揮します。
ということで今回は軽量なチューブレスタイヤ「IRC FORMULA PRO TL Light」を選んで頂きました。このタイヤの転がりの良さはかなりのモノです。
14/16本という他に見ることのない少ないスポーク本数はルックスの良さもさることながら、空気抵抗の少なさによりトライアスロンでも強い人気を持っています。

僕自身もロードレースで使用していた時、ドラフティング中にいつもより前に吸い込まれる感覚があってホイール自体の空気抵抗の差を強く感じたこともあります。
いつ見ても方向性や趣向性がハッキリしている製品は良いものですね。

ロード用のVIGOR、ELANにはディスクブレーキタイプもあります。
気になった方は2018ラインナップをチェックしてみて下さい!

ご注文ありがとうございました。

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