電動シフト

シマノ、DURA-ACE Di2。
続いてULTEGRAが電動化され、販売が始まっています。
そして、カンパニョーロも電動コンポーネントを発表しました。

電動シフトの流れが大きくなっています。

変速を電動化するメリット、デメリットとはなんだろうか。
ちょっとした試乗程度では体感できない「楽(らく)さ」
それは長時間、長距離乗るほどに差がでるかもしれません。

ボタン1つで変速が完了してしまう。
一度調整さえ完璧に行ってしまえば、あとは基本的にメンテナンスフリー。
ワイヤーの伸びもありません。

外装変速は、21世紀になってもいまだ原始的だと感じます。
チェーンを無理やりスライドさせて、異なるギアに掛ける。

電動コンポーネントはモーターによるハイパワーで、
素早く、そして大きな力も使うこと無く変速をしてくれます。

そのモーターにはチェーンを曲げてしまうだけのパワーがあるため、
やはり何も考えずに乗っては自転車を壊してしまう。
車、バイク、自転車。
どんなに乗り物が進化しても、何も考えずに乗ることはできません。

身体だけを使うと思われがちな自転車ですが、
頭も活用しないといけないのは車もバイクも一緒ですね。
シマノが作る、まるでガンダムのような変速機。
好みは分かれるところですが、僕はクロモリフレームにこそ似合うなぁと思います。

ゴツイ分だけちょっと重いのはご愛嬌。

ちょっと重いのはご愛嬌。
どこかで聞いた事があるような、何かにも当てはまるようなフレーズ。
そうそう、それがクロモリフレーム。

もちろんレースで使う事に異論はありません。僕も使いたいです。
でも何故かカーボンフレームにつけてもワクワク感が足りない。
クロモリフレームは過去の自転車と思われがちですが、
現在進行形で今なお造られ続けている。
それも、日本人が、1本1本手作りで。

クロモリフレームの使い方を考えれば電動シフトは利害が一致する。
見た目の好みはあれど、僕は選択肢として間違ってるとは思わない。

自転車は「自分が良いと感じたもの」が一番良い。
十人十色。

自転車屋にいると、本当にいろんな考えがあって面白いと思います。
よかったら、僕にその考えを教えて下さい。
お店でお待ちしております(^^)

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明日は定休日のため終日休業となります。
ご不便をおかけしますがご了承下さい。
急用がある方は@MovementCycleまでご連絡下さい。

雨の予報が出ていましたが、晴れそうなので温泉食べライドも実施します!
それでは、また明日お会いしましょう!

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