2013年5月27日月曜日

CHERUBIM "STICKY"

また1台、ケルビムが納車となりました。

紆余曲折を経て、ようやく。
オーダーフレームなどから見えてくるものがあります。

"自転車"は"自転車"
あたりまえのように、そこにあるモノ。
大人から子供にとってまで、身近なモノ。

ちょっと近所の自転車屋さんへ足を運べば手に入るモノ。  
"買う人"と"作る人"がいます。
その間に僕たちがいます。

僕たちは自転車を組み立て、整備する人。
(まだ)自転車を溶接することも、塗装することもできません。
そう思ったときに、
「1台の自転車が完成するまでに、
一体どれだけの人の手がかかっているのだろう。」
と、壮大な何かがイメージされました。 
1人で0から100まで自転車を作れる人はまず居ない。
フレームを作る人、パーツを作る人、
アッセンブルする人、
ネジ1つまで分解できるのが自転車。
それぞれが各プロフェッショナルの手によって構成されています。 
この小さな1台のために、
世界中のいろんな大きな工場や多くの人の手がかかっている。

想像しただけでとってもすごいことだと心に突き刺さる何かがある。 
誰かが雑な仕事をしたら、それは顕著に現れる。
だからこそ妥協はできない。

それこそ、自転車屋は最後の砦。
各パーツがしっかりしていても、
それらをしっかりと繋げて固定できていなければ事故にもつながる。 
人と人、モノとモノ。
繋がる全て。 
そこまで考えるようになると、
"ママチャリ"というものの凄みを感じることもできる。
もうちょっと正しい使われ方をして欲しいとも思う。 
もうちょっと愛情を持って欲しいとも思う。
作った人らの気持ちが見えると自然と大切にしたくなる。

それがモノであり道具で在る。 
世の中には余計なモノが増えすぎている、
かもしれない。

人間が"楽しい"、"幸せ"と感じるメカニズムは原始の時代から変わらない。
と(勝手に)思っている。 
200年ほどまえに産声をあげた自転車の原型、
空気入りのタイヤになったのも、わずかこの100年ほど前の話。

地球規模で、自転車は人が必要としている。 
全自動化や電化などが進む世の中であるが、
自分の足でペダルを踏んで自転車を進ませるというアナログな乗り物。

乗れる環境も含めて、どうか無くならないでと願うばかりである。

バネ感の心地よさ。

ダウンチューブを25.4mmという極細のチューブにすることで、
クロモリの素材特性を最大限活かした乗り味を生み出しています。

ここまで心地よいバネ感と振動吸収性はクロモリと言えどなかなかありません。
ただ柔らかいだけのクロモリでは決してない。

グッドなフレームです。
以前のスティッキーもどうぞ。

参考価格
メッキ有り 221,250円~
メッキ無し 195,000円~

ありがとうございました!

1 件のコメント:

  1. いつも楽しく読ませていただいています。
    本当にその通りだと思います。
    そんな素敵な作り手、送り出し手?がおられるので、乗り手の僕らは、自分で出来る整備や管理をちゃあんとしなければと思ってます。
    近所でこんな素敵な自転車屋を見つけたい!

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