ALL-CITY SUPER PROFESSIONAL(SINGLESPEED)

ALL-CITYのNEWモデル"SUPER PROFESSIONAL(SINGLESPEED)"が入荷しました。
僕が今1番欲しい完成車はこれかもしれません(汗)

ALL-CITY
"SUPER PROFESSIONAL(SINGLESPEED)"
178,000円+税

SUPER PROFESSIONALは、シングルスピード仕様とギアードのApex1仕様の2種類ございます。
今回入荷したのはシングルスピード仕様です。

このバイクは、ALL-CITYのブランドマネージャーのジェフのオタクっぷりが垣間見れる細部の拘りも魅力なバイクなんです。

■いきなりマニアックになりますが、まずはフォーククラウンの話


実はこのフォーククラウンは、MTBのレジェンド「トム・リッチー」がデザインしたものをオマージュしたものなんです。

2018年のALL-CITY CYCLES JAPAN TOURでジェフが遊びに来てくれた時に聞いたのですが、このフォーククラウンが好きだからこれでALL-CITYのフレームを作りたいんだ。
今、開発中だけどサンプルは強度が弱くてうまくいかなかった。
でも、それもクリアしたからお楽しみにと。

このクラウンについてはTHE RADAVISTの記事がおもしろいので是非チェックしてみて下さい。

そして今回、ALL-CITY初のカスタムフォーククラウンがSUPER PROFESSIONALに搭載されジェフの夢が叶うことになりました。ALL-CITYのマークが入りラックマウントも搭載され現代の需要にリデザインされました。

■MASTER DROPOUT


それからこのスルーアクスルとフラットマウントに対応したオリジナルのスライダードロップアウト″MASTER DROPOUT"も開発に時間がかかったようです。
ノーブレーキのトラックフレームだと単純にホイールを後ろに引っ張るだけでチェーンのテンションを調整できます。またリムブレーキの場合もホイール位置はある程度の範囲で調整できます。ディスクブレーキの場合はそれが難しいのですが、ブレーキごとホイール位置を調整できるようにすることでそれを解決しました。
見た目がシンプルで調整もし易くなっており、付属のリアディレイラーハンガーが着いたパーツとと交換するとギアードにもできます。

この″MASTER DROPOUT"の自信の表れを表現したようなこちらの動画も必見です。


■STEALTH DROPPER ROUTING
これもなかなかマニアックですね~。この穴はドロッパーポスト用の穴になります。
シートポスト径が27.2でドロッパーポスト用の穴が開いている自転車ってあまり見ないですね。これも27.2φのドロッパーポストの種類が増えたお陰かもしれません。

■そしてカラーリング

角度によってグリーンやブラウンに見える不思議なカラーリングです。




キャリアボスやボトルボスには星型の小物が着いて強化されております。
ここまで気配りのあるカスタムメイド感のあるフレームを作るブランドは数少ないです。


■パーツアッセンブル

チェーンリングはチェーン落ちしにくいナローワイド。


18Tのシングルコグが着いています。リアハブはカセットにも対応しているので新たにホイールを用意しなくてもギアード化しやすくなっております。

タイヤはWTB Horizon 650 x 47c、リムも同じくWTBのST i23 TCS 2.0どちらもチューブレスレディなのでシーラントとバルブを用意すればチューブレス化できます。

■気になるタイヤクリアランス
700c x 45mmまたは650b x 47mmのタイヤに対応しております。
APEX1のコンプリート車は700c x 45mmのタイヤがアッセンブルされております。

ブレーキはテクトロの油圧ディスクブレーキなのでタッチが軽く制動力も良いです。
毎日の足としても安心しご使用いただけます。

まるでカスタムメイドしたような拘りのフォレームワークとカラーリング、そして使い方に合わせて極力費用をかけずにギアード化やチューブレス化できるようなパーツアッセンブルがユーザーにとって楽しみが増えるバイクとなっております。
シフター、カセット、リアディレイレーを用意すればギアード化が可能です。お手持ちのパーツでカスタムできるのでは?

MOVEMENTではサイズ46と49を在庫しました。
サイズ49にいたってはメーカー在庫、本国在庫が完売となっております。

気になる方はお急ぎ下さい。

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