BREEZER "INVERSION TEAM" 納車

こんばんは、高橋です。
徐々に注目度の高まっているBREEZER。フレームセットからのバラ組みで1台納車しましたのでご紹介させていただきます。
BREEZER "INVERSION TEAM"

アルテグラの完成車は既に入手が不可能となっていて、残すはフレームセットのみとなっていました。
お客様のお手持ちのパーツを組み込みつつ、足りない部分や新たに必要な部分は好みのパーツを選びながら組み立てていきました。
まずはフロント100x12mm、リア142x12mmに対応するホイールの用意から。
リムはVelocity USAの「QUILL(クイル)」。
ロードタイヤからCXタイヤまで対応可能なこのリムは、オンロードからオフロードまで走るINVERSIONにぴったりなリムでした。
夏場は細目のスリックにしてみたり冬にはシクロクロスに参加してみたり自由度の高いバイクです。 

ハブには一番相談する時間が長かったと記憶しています。悩んだ結果行きついたのは、やはりChriskingでした。
質感、回転性、耐久性、軽量性、補修性、汎用性、ハブとして総合得点が群を抜いて高いのがクリスキングだと思います。
その分値段は高価ですが、買ってから後悔することがないのもクリスキングの特徴かなと思います。
 見えにくいですがBBもCHRISKING。モデルはPF24(BB86規格)です。
残念ながらヘッドはインテグラルなのでCHRISKINGはラインナップ外。
規格の合うもの、そして品質に満足できるものを探したところcanecreekの「110」。

THOMSONのステムはβTitaniumのボルトでカスタム。 
GEVENALLEのBurd
フロントギアはWolftoothのチェーンリングで1x11にしています。

ヘッドチューブ 
シートチューブ。
ちなみにタイヤクリアランスは700x38cまで対応しています。
トップチューブ。

ロードタイプでまだディスクブレーキに馴染めないという方も多く見受けられます。
使い勝手が難しそうと思われる方も多いと思うのですが、使い始めてみれば意外と難しくもありません。
まず覚えることは「ブレーキローターを手で触って油分をつけない」ということから。

リムブレーキとはまた違ったブレーキの感覚があって楽しいですよ。油圧ブレーキにすれば軽い力でしっかり効いてくれるので楽チンです。
それこそロードで低グレードのブレーキしか使ってこなかった方であれば、ブレーキの楽さに驚くと思います。
効きすぎるのでは?と懸念事項もありますが、リムブレーキも同様でブレーキコントロールは乗り手の慣れが1番重要です。

少しバイクの紹介から話が逸れましたが、このBREEZERのようなバイクをきっかけに新しい扉を開いてもらえたら楽しみが広がると思います。
ロードバイクとは違った楽しみ方、今までのロードバイクになかったパーツ(ディスクブレーキなど)、新しいことに手を出すのは好奇心を刺激されていつも楽しいものだと思います。

ありがとうございました!

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過去のBREEZERの紹介はこちら

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