【BOMBTRACK】テストライドイベント実施中

こんにちは、高橋です。

びっくりするほど雨が多い8月で「作業が捗るわ~」なんて言いながらここぞとばかりに作業を進めております!ライドにも行きにくく歯がゆい思いをしている方も多そうですが、早く晴れて欲しいですね~。(来週から夏日が戻ってきそうな気配!?)

そんな雨の影響を僕らもめっちゃ受けておりまして、タイトルの通り"BOMBTRACK(ボムトラック)"の試乗イベントを絶賛開催中なのですが、なかなか試乗しただけるような天気ではございませんでした(涙)

今週末から天気も復活の兆し、ということでちゃんと告知をしていきたいと思います!

2021年8月16日(月)~29日(日)まで、BOMBTRACK POP-UP SHOPを開催しております。

【試乗車ラインナップ】

ARISE(アライズ) M(520-700C) 
ARISE GEARED(アライズ ギアード) M(520-700C) 
HOOK EXT (フック EXT) M(530-27.5”) 
AUDAX(オダックス) M(520-650B) 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来店の際はマスク着用等の予防策、また少人数でのご来店をお願い申し上げます。

サイズがMサイズのみで少々大きめなラインナップではございますが、気になるモデルがある方はぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。※ご試乗の最中、盗難防止のため身分証をお預かりさせていただきます。

BOMBTRACK "HOOK EXT"

なかなか乗りに行くのも難しいし、乗ってもよくわからん!そんな方に参考にしていただけるように、タカハシインプレッションをしておきたいと思います。第一弾は「HOOK EXT」。Youtubeでも動画をアップしているので、気になった方はそちらも是非。


クロモリフレーム+カーボンフォークというセットアップで、グラベル系ツアラーバイクですがカーボンフォークという部分も含めて走りの軽さをかなり意識したフレームです。※更に上のHOOK EXT C(カーボン)っていうモデルもあります!

荷物を積むなら頑丈なクロモリフォークの方が強そうって気持ちもありますが、最近のカーボンはなかなか強度もありますし、何より「軽快に走れるに越したことはない!」と思います。強度重視な方であれば、ARISEやBEYONDを選ぶといいでしょう。
特徴的だと感じたのはヘッドチューブの長さです。
ドロップハンドル系のバイクとしては少し長めの設計となっていて、長距離や長時間になるツーリングでも体勢を起こした状態で走ることで腕や肩をリラックスさせ、無理なく走らせることができるのかなという印象でした。
それに加え、ハンドルの高さがあると、ハンドル周りのバッグの積載スペースが大きくなるというメリットもあります。



基本コンポーネントはSRAM RIVAL1の油圧ディスクタイプ。クランクはオリジナルのものを使っています。めっちゃ細か~いところですが、クランクの歯数が40TなのでRIVAL1の標準である42Tよりも若干軽いセットアップです。

スプロケットは11-42tなので、一番軽いギア比は約0.95で1を切ってきます。(数字が低いほど軽い)
なので荷物を積んだ上りでは特に軽いギアが欲しくなるので、こういったギアまでこだわったセットアップは良いなと思います。

またSRAMコンポーネントもなかなか入手しにくく、既に来年の夏や秋の入荷予定という話も聞きます。まさに「あるうちにこうときや」状態なので、すぐ欲しい人は即断即決が求められる状況です。店頭入荷したHOOK EXTも1台となっているので、お早めにどうぞ。
タイヤはWTB "RANGER TCS LIGHT" 27.5x2.0。完成車はチューブ入りになっていますが、バルブとシーラントを使用すればすぐにチューブレス化も可能です。

グラベルを攻める人にとってはめちゃくちゃ良いセットアップでしょう。個人的に思うことは、ツーリング舗装路を走るシーンが多いのでノブの少ないタイヤに換えていくのもアリかなと思います。換えなくとも、グラベルライドを純粋に楽しむにはこの2.0のブロックタイヤはかなりイイですね。
T47(86.5mm)ボトムブラケット
チェーンステイの幅を広く取ることができ、無理なパイプの曲げも少なくタイヤクリアランスを確保できています。
フェンダーやラックなどに使えるアイレット(ダボ穴)は非常に多いです。
ドロッパーポストにも対応できます。

ハンドルやシートポスト、ハブなどにもオリジナルロゴのパーツがアッセンブルされていますが、どれもデザインがシンプルでデザインとして邪魔しないので個人的に高評価です。
もちろん軽量化したい、憧れのパーツを付けたいとなった時にはアップグレードしてもらったらいいと思うんですが、完成車のまんまでもデザインがまとまっているのは嬉しいポイントですね。

サドルは少し固めな印象で、サイズは細め(スリム)な感じでした。もう少し幅の広いものや、クッション性のあるものにしても良いかな?と思いました。ポジティブに考えれば、急な下りで腰を引きやすいサドルでした。
最後に、実際に乗った印象を書いておきます!
全体的に完成度が高く、ゆっくりでも速く漕いでもしっかりと走ってくれるな~というフレームでした。なかなかイメージが伝わりにくいと思いますが、芯がありつつ重すぎない、そんな感じです。

ハンドルはよく切れて、グラベルバイクにしては旋回半径も小さく曲がりやすかったです。ハンドルがよく切れると安定性が気になるところですが、そこは特に気にならず、直進安定性はタイヤの太さで担保しているかな?と思ったりしました。

日本だと細かく曲がるシーンが多いので、旋回半径が小さく曲がれるフレームは良いなと思います。荷物を積んだツーリング仕様で組んでみたり、ダートを攻めるグラベル仕様にしてみたりと懐の深いバイクかなと思います。
同じく650Bを履かせたモデルの「AUDAX」があって、そちらとの比較が気になるところ。次回はそちらをピックアップ&比較してみたいと思います!

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