8/21,8/22と、この土日は夏の祭典「シマノ鈴鹿ロード」に参加してきました。
その中の昨年に初参加した2日間で5レースを争う"5ステージ"というレースにSAUCE DEVELOPMENTのメンバーで再び参加したのでした。
結論から言うと、むちゃくちゃ濃く楽しい時間を送ることができました。
ちょっとガチ感の強いイベントかと思われている人も多いかと思います。レースなのでそれは当然ある程度の技術や体力が必要とされているのですが、この夏のシマノ鈴鹿はトップは国内外のプロ選手が走る「国際ロード」から、ホリさんのようなサンデーライダーが走る「体験レース」や「1時間サイクルマラソン」といった初心者のためのカテゴリーも用意されています。
背伸びして上のカテゴリーに出る方もいますが、当然上のカテゴリーになるにつれてスピードも速く、集団の密集度も上がり技術が求められるので、レースやイベントに参加するにあたっては下のカテゴリーから順にステップアップしていくことを強くオススメします。
もちろん、イベント参加にあたって人と一緒に走って集団走行の危ないポイントなどをしっかり確認してから参加した方がよいでしょう。
今回参加した「5ステージ」は名前の通り5つのレースを走ります。
土曜日にはロードレース、個人タイムトライアル、チームタイムトライアルの3レース。日曜日には短距離のクリテリウム、最後は約40キロのロードレースです。
2日間めまぐるしくレースが行われるため、1日通して走るスタミナも要求されるのでエントリーする面々は実業団でも準プロカテゴリーからアマチュアトップと呼べる選手が多く集まってきました。
土曜日、朝4時の開門時間から多くの選手が会場入りをし、僕らも5時前後には会場に到着。
スタートは朝1番なので、前日入りしても余程早く寝ない限りは寝る時間もかなり限られるため肉体的にも精神的にもタフさが求められるところ。
今回は昨年頑張った経緯もあるので"昨年より上のリザルト"を求めて参加してきました。
初参加で真ん中より上を目指して掴み取った15位/35チームという順位、今年はその上、できればシングルというのが命題です。
第1ステージ "ロードレース" フルコース5周 29.0km (ave speed 44.3km/h)
最初のレースはシンプルなロードレースでまずは各チームとも小手調べ。とは言うものの、1レース毎の順位変動の重みを考えると最初から超本気モードでレースが進行します。
無数のアタックが繰り出されては追走があり、牽制があったりとレースは1周回の間にたくさんの動きがあります。
今回は実業団のE1カテゴリーで入賞も果たしているアタルちゃんこと比護選手を筆頭にして6人を揃えてエントリー。
レース序盤から早速比護選手もアタック合戦に参加!その光景を集団から眺めつつ、自分(高橋)はゴールスプリントを狙って備え、服平選手もボーナスポイントを獲得するなど頑張りを見せました。
ところが、チームの中のエースと思われていた比護選手の思わぬ失速があって集団から遅れていくというハプニング。。。
【第1ステージ リザルト】
高橋 11位
三上 67位
倉田 96位
森本 133位
服平 140位
比護 158位/193名
今年はタイムトライアルで力のある比護選手がまさかの第1ステージで先頭から6分遅れという不調で総合争いから脱落。OMG。
なんだかエースが初日不調というのは昨年も同じだったような気がしますが、高橋、三上、倉田の3人が集団ゴール同タイムとなっているのでチーム成績はタイム差なしでスタートを切ることができました。ホッと一安心。
チーム総合成績 18位/33チーム中
っと、昨年と同じ順位からのスタートとなりました。笑
第2ステージ"個人タイムトライアル" 東ショートコース 2.2km (優勝者ave 49.1km/h)
5レースを走りながらも数秒差で争うのが5ステージの醍醐味。
わずか2キロのコースを単独で走りタイムを計っていきます。そのタイムも2分50秒~3分05秒の間に殆どの選手が並び、トップ選手はその中で2分40秒台を叩き出していくのでした。
僕は昨年3分03秒とあまり速くないタイムで落胆したところで若干のリベンジがあり、今年はエアロバーを持つTTポジションを煮詰めるところからジワジワやっていたのでした。
そのおかげかどうかはハッキリしていませんが、今年はタイムを更新して2分58秒。3分を割ることができました。
チーム内では比護選手が本領を発揮し始め、2分50秒で一時は暫定トップで場内でアナウンスされておりました。続いて森本選手も今年はタイムトライアルに力を入れているのもあって、チーム内2番手で2分55秒とまずまずの好タイムを出していました。(まずまずと書いていますがめちゃ速い部類に入ると思います)
【第2ステージ リザルト】
比護 14位
森本 37位
三上 46位
高橋 58位
服平 75位
倉田 172位
メンバー全体的に昨年よりも良い順位を出すことができました。
【第2ステージ終了時点 総合順位】
三上 41位
高橋 49位
倉田 121位
森本 123位
服平 136位
比護 156位
チーム総合 8位/33チーム
ここで解説させてもらうと5ステージは各レースのタイムを蓄積していき総合順位として順位が争われます。チーム順位は各ステージの上位3名のタイムが反映されるため、誰か3名が速ければOKなので、そこはチーム内で作戦を立てて協力すればある程度稼いでいくことができます。
対して個人順位は1レースすら落としてしまえばそこで脱落してしまう厳しい戦いなのです。
第2ステージでは比護選手、森本選手らの好タイムのおかげでチーム順位を大幅に上げることに成功しています!一気にシングル順位!
第3ステージ"チームタイムトライアル" フルコース4周 23.2km
既に2レースを終え、各チームとも疲労が見え始め、自分も走り出したときに不安を感じる足の重さだったのは今でも覚えています。
昨年はほぼ足並みが揃ったメンバーでしたが、キャプテンである自分が一杯一杯で千切れてしまいチームへ負担をかけてしまうミステイクがありました。ということでチームTTでも個人的なリベンジを持って臨みました。
足の重さから「向かい風強くない?」とめっちゃ感じながらも必死に踏んでいきますが、メンバー全体的に一杯一杯な感じが漂っていました。それはもうちょっと不安を感じる程に。
しかし、一人だけ明らかに余裕な雰囲気を持って走っている・・・アタルちゃん!!(比護選手)
第2の個人TTの疲労を微塵も感じさせない走りでチームを力強く引っ張ってくれるではないですか。ちょっと感動しちゃいました。彼の後ろでよだれも拭く余裕もなく必死で食らいつきながら走っていましたが。笑
主に下り基調の部分から平坦と、彼が長く牽いてくれて、休みたいタイミングで他のメンバーで回すような状況。終盤はコースの半分ぐらい牽いてくれてたのではいかと思うほどでした。
【第3ステージ リザルト】
SAUCE DEVELOPMENT 11位/33チーム
昨年は16位という順位でしたが、比護選手の活躍もありここでも昨年を上回る順位を出すことができました。
【第3ステージ終了時点 総合順位】
三上 36位
高橋 38位
森本 57位
服平 88位
倉田 101位
比護 104位
チーム総合 12位/33チーム
個人総合はそれぞれ順位を上げましたが、残念ながらチーム総合は少し落とす結果に。
チーム的にはTT機材も使っていない状況だったのもありますが、1年、2年と蓄積していくことでレースへの理解度が増し順位も上げやすくなっていきます。
来年へのメンバー構成も含めてどうアプローチしていくか今から考えると楽しいですね!
という感じでそこそこ長くなったので、今日はここで一旦区切りDAY2へと進めたいと思います。
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