こんにちは、高橋です。今日はタイトルの通り、少し久しぶりなチタンボルトのご紹介です。
THOMSONのシートポスト、良いですよね。サイクリストなら1度は使ったことがあるのでは?という程に超定番。長いこと製品として作り続けてくれています。ワンピースの7000番台アルミニウムを削り出して作られるシートポストは高精度で、トラブルもほとんど聞かないほどしっかりした強さも持っています。しかも優秀な軽さで、1番嬉しいの高すぎないお値段。
先日、トムソンシートポストが色々と入荷してきました!まだ持っていない方は是非。
2本/5,940円(税込)
本日ご紹介するメインはこちらのボルトです。βTitaniumで特注してもらったトムソンのシートポストに対応したチタニウムボルト。
日本特殊螺旋工業(βTitanium)は自転車において過酷さの強いMTB(DH等)シーンを始め、CX、ROADと幅広いシーンでテストし、高評価を得てきました。
国際的にTi-6Al-4Vという材料には「1級品」「2級品」が存在し、国内で製造されたTi-6Al4Vは宇宙・航空・医療にも使われる「1級品」です。さらに、日本特殊螺旋工業(株)の製品のすべては、国内材料メーカーから調達しJIS規格でTAB6400と呼ばれる材料を使用しています。
あまり知らないブランドのチタンボルトを売っているのも見かけましたが、価格の安すぎるチタン製品に不安を感じてしまうのは僕だけではないはず・・・。
見てくださいこの美しさ。トムソン同様、βtitaniumも基本的にチタンのモノブロックから切削してボルトを作っています。そのおかげでオーダー精度も高く、ここまで綺麗な造形をしたネジはなかなか他にありません。
ちなみにネジ部は切削ではなく転造処理で作っているので、取り付けは滑らかです。
左が純正のボルト、右がベータチタニウムのボルトになります。
純正ボルトも決して悪いわけではないのですが、錆びのようなものが浮いてきたり、六角の掛かりが浅くて舐めてしまったり、、、トラブルがあることもあります。
汎用ボルトで代用しようと思っても、座面が球面になっているのでなかなか売っているものではありません。トムソン純正品の補修品も売っていますが、チタンに魅了されたβtitaniumファンの方はオーダーを考える方も多いかも?
そんなお客様からオーダーをいただき、取り付けたのがこちらです。
些細なところかもしれませんが、とても洗練されますね。
ステム用やシートクランプ用などなど、トムソン用チタンボルトのオーダーをいただくことがしばしばあったので、ついにシートポスト用も定番アイテムとしてラインナップさせていただくことにいたしました。
「そこ気になってたんだよね~」という方、ぜひどうぞ。
他にも、「違う長さのが欲しいんだけど」といったご要望はお問い合わせフォームから承っております。定番品より若干価格は上がりますが、1本からカスタムオーダーが可能です。ご相談ください。
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