スルーアクスル、フラットマウント、カーボンフォークと旬な規格で製作して頂いた"EXTARPROTON DISC CX"
大阪のハンドメイドフレームEXTARPROTON(エクタープロトン)としては初の試みです。
大阪に居る時はメンテナンスなどでMOVEMENTを利用してくれているイナーメJPT所属の通称「ジュニア」選手がシクロクロスを走りたいと言うので、テストを兼ねて"EXTARPROTON DISC CX"に乗ってもらうことにしました。
ディスクブレーキにするとヘッドチューブへの負担が大きくなります。
さらにDISCカーボンフォークに対応するため44mmのヘッドチューブを採用。
ヘッドチューブに負けないよう、ダウンチューブには定評の涙形状のギガエアロチューブ。
リア142x12mmのスルーアクスル。
シートチューブは太めの31.8φ(外径)。
「ダウンチューブの太さ=硬さ」と思われがちですが、シートチューブが細いままではフレームのしなりを抑えることにも限界があります。
体重もそこそこあり、Jプロツアーを走るパワーのあるライダーなので通常以上の硬さを求めたチューブアッセンブルにしました。
ちなみに内径は30.2mmなのでシムを入れてシートポスト27.2φに対応しています。
これによりシートポストの固着防止にもつながるかと思います。
コンポーネント:SRAM Rival1 HRD
ホイール:DT SWISS 350HUB x VELOCITY MAJOR TOM
と、特に重量にこだわったパーツを使ってませんがこの状態で約9kgの重量でした。
クロモリのディスクブレーキフレームって重くなるしどうなんだろ?と言う疑問もあり製作したのですが、パーツアッセンブルでもう少し軽くなりそうです。
それよりも、サイジング、チューブアッセンブル、好みのジオメトリーなどを自由に製作できる事がオーダーのメリットだと思います。
余談ですが、MOVEMENT調べによるとシクロクロスレースを重ねるにつれてチューブラータイヤのホイールを探している方も多くなってきております。
DT SWISS 350HUB x VELOCITY MAJOR TOMの仕様で税込約80,000円でご用意できます。
車体の完成が年明けになってしまいジュニア選手はあと1~2戦ぐらいしか出られませんが、活躍とインプレに期待したいと思います。
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