普通とは

「普通」と呼ばれること、呼んでしまうことは多々ある。
しかし、「普通」の基準は人それぞれ。
僕にとっての普通は人にとっての普通ではなく、
人にとっての普通は僕にとっての普通ではないのが真実だったりする。
変哲のないこのシルバーのホイールが、
最近ではとても美しく見えてしまってしかたがない。

リムはMAVICのオープンスポーツ、
ハブはSHIMANOのティアグラ、
スポークはHOSHIの15番プレーン。
価格も前後で大雑把に23,000円ほどしかない。

値段が値段なので、突出した性能を持っているわけではない。
かといって、走らないわけでもない。
ただシンプルに、ただ丁寧に組み上げる。

ブレることの無い、安心できる性能。
シマノさんも、よくもまぁこの価格でこんなしっかりしたハブを作れてしまうのか。
ただただ感心してしまう。

普通に見えるが、どう考えても普通ではない。
銀色に輝くこのホイールは美しい。
同じように見えるモノでも、よく見ると全然質が違う。
そういった事が気になるようになると、
おのずと選ぶべき物が見えてくるんじゃないかなと感じます。

やっぱり僕が一番モノとして欲しいのは「実用性」。
ましてや自転車には命が乗っかっている。
安心できるものが一番良い。

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