2017年5月22日月曜日

2days Race in 木島平

この土日は長野まで行き「2days Race in 木島平」に参加してきました。
昨年までは木祖村という場所で行われておりましたが、土砂災害により同じコースが使えなくなってしまったため初めて開催された同レースの会場として使われていた木島平へ戻ったとの事でした。

2days Race in 木島平とは?
ロードレース競技者の中ではいわずと知れた人気のアマチュア自転車レースです。
しかし、ただの人気アマチュア自転車レースではなく、このレースの特徴はステージレースであること。
土曜2レース、日曜1レースの計3レースあり、各レースで完走できないと次のレースに出られないというルールで行われます。

海外のロードレース(ツールドフランスなど)はこのようなルールで行われますが、僕たちアマチュアのレースはほとんどが1日だけのワンデイレース。
2日間とはいえ、このようにステージレースを走る経験はなかなかできないのでお楽しみポイントが高くなっています。
もう一つの特徴はチーム戦であること。"アマチュア自転車レースにおけるチームって、あってないようなもんだ"と言われますが、この大会はチームでのエントリーが必須となります。
日本のロードレースのほとんどが個人競技となっていますが、この大会はチームでの協力を経験できる貴重なレースです。
本場ヨーロッパに習った様式を日本でも行い、いずれ海外へ出て行った選手が経験不足で泣きを見ることがないよう少しでも経験を積ませるというコンセプトで行われています。
表彰台でのシャンパンの振り方ひとつ、全ての振る舞いでレーサーとしての経験が問われるとオーガーナイザーは語っていました。
チームで一丸となり追い求めるもの
この大会には価値のあるリザルト(結果)が数パターン用意されています。これはツールドフランスとほぼ同じ内容で、チームや個人がどれを目指して動くかでレースの走り方が違ってくるので協力したり敵対したりという動きが発生していきます。

・個人総合優勝
個人タイムトライアル、土曜ロードレース、日曜ロードレースの3レース全てを通した総合タイムが最も速かった者がチャンピオンになります。

・スプリント賞
指定周回の着順で与えられるポイントを獲得し、そのポイント累計が最も多かった人。

・アンダー23賞
個人総合優勝と同じ形式で、23歳未満を対象としたもの。

・オーバー40賞
個人総合、アンダー23と同じ形式で40歳以上の人を対象としたもの。

・ステージ優勝/入賞
各レースでの着順で1~3位に入ったもの。

さて、出るなら何を狙いますか?
アンダー23
僕らSAUCE DEVELOPMENTのメンバーは昨年と同様にU23の選手に活躍してもらうことがターゲットとなりました。チーム5名の中でU23が白石、服平、今井の3名。
その中で、まず最初のレースで白石がチーム内でトップのタイムを出してU23で総合3位に入りました。
総合3位以上の成績であれば全日本選手権の出場資格が与えられるので、チームは彼の総合成績を求めることを決めて残りのレースに臨んでいきました。

個人タイムトライアルの後に軽い熱中症の状態になった今井選手はステージ1bの途中で脱落してしまいましたが、他の4名はメイン集団で展開。
11名の逃げが出来ていたので追走していく頑張りはチャレンジしていきましたが、チームメイトを逃げに送り込んでいるチームはそれを良しとしません。余程の地力が無ければそれらを跳ね除けていくことは難しいのがチーム戦となったロードレースの難しいところです。
(写真は2日目の残念レース/ジュニアレースを走る今井選手)

土曜日のレースの終盤、メイン集団の動きも活性化していき飛び出す選手もチラホラ出てきました。飛び出しが決まりそうな4名程の動きがあり、白石選手に「乗りたいか?」と聞いて答えはYES。僕が行くつもりでしたが、タイミング良く有益選手が白石選手を牽引してペースを上げていき先の4名の吸収に成功しました。
白石選手もかなり厳しい表情だったので「耐えろ!」と声をかけて彼の前に出て少しでも楽してもらえるようにサポートに回りました。
この動きからがキッカケでメイン集団にもそこそこのダメージが与えられたようで、集団の人数を少し減らすことができたのかなと思います。

僕と白石選手は集団内でゴール。レース終盤、力を使い果たした有益選手と服平選手は集団から脱落してしまいDNFの扱いとなりました。
(写真は2日目の残念レース/ジュニアレースを走る服平選手)

レース距離
国内のほとんどのレースはクリテリウムやヒルクライムばかりで距離を長く走るものは数少ないもので、SAUCE DEVELOPMENTが走るJBCFレースも距離は20~40kmがほとんどです。

この2daysRaceは距離の長さも魅力と難しさのポイントです。
個人TTのあとはロードレースで約80キロ、日曜日のロードレースは120キロあります。

普段それだけのレースを走りなれて居ないJBCFエリートカテゴリーの僕らはその距離に苦しめられる部分が大いにありました。土曜日のロードも平均時速約40キロのまま2時間です。

(STRAVAでログも見れますので参考までにどうぞ!)

レースの想定レベルはJBCFで言うところのJPT~E1程のレベルとなっています。
レースを走って実感したのは、やはり普段から高強度長距離に慣れているJPTカテゴリーの選手らと僕らE1~E3のメンバーとではベースとなる体力に差があるということでした。
2日目
ステージ2に駒を進めたのは39名の選手のみでした。SAUCEからは僕と白石選手の2名。チームによっては1名も残らなかったところもありました。

最も長い約130キロのロードレース。
U23の総合争いをしている選手を中心にマークしながら白石選手とあまり離れないよう意識しながら走りました。
前日のレースのダメージが残っている僕らはただ周回をこなすだけでも一苦労。サポートで帯同して頂いた石津カイロプラクティックの石津先生のおかげで、朝に不安感を感じていた二人の腰(背筋)の痛みはほぼ感じることなくレースを走ることができました。施術してもらいこれほど変化があるとは正直驚きました。
メイン集団で完走さえ出来れば白石選手の総合3位を獲得することができる。
しかし、集団内にはU23の総合争いをするメンバーが勢ぞろいしていて油断は出来ません。レースは逃げ集団とそれを追いかけるメイン集団という展開で淡々と進みました。
淡々と進むものの、JPTではない僕らにはかなりボディーブローが効いてくる距離でした。
38周回という長丁場で、半分ぐらいで僕はもう足が限界に近づいている事を感じていました。レースが2/3を終えた頃には白石選手から「補給食が余ってないか?」との申し出があったので残った2本のジェルを渡す。僕自身は残りのレースを補給なしで走ることになるのだけど、僕が多少生き残るよりも白石選手が少しでも上の順位でゴール出来ることが何よりも優先。些細な事で、とても微力なことだけどこれが"チームで走る"ということかなと思いながら走っていました。

足も無くなり、エネルギーも無くなり朦朧とする意識のなかでなんとか集団には食らい付いて走りました。
万が一メカトラとかがあったときに、一緒の集団内にいればホイールを提供することができる。多少でも風除けになれるタイミングが有るかもしれない。そんな"もしも"の保険のためだけに集団にしがみついていくのでした。

脚もつり、呼吸が安定しなくなりラスト7周回のあたりでついに集団から脱落。あとは白石選手の粘りに期待するのみとなりました。"チームメイトに託す"ということを今回ほど意識したことはありませんでした。
ラスト3周、集団は逃げグループを捕まえレースは振り出しに。そして最後の勝負で激化していきました。その途中で僕自身はラスト2周回を残してDNFとなりました。
残念ながら激化した展開の中で白石選手も着き切れずに単独となり、総合順位も5位に落ちる形となりました。
全日本の資格は取ることができず悔しい気持ちはありましたが、僕らは選手、サポート含めて出せるものは全て出し尽くしての結果だったのでやり切った気持ちで清々しかったです。

昨年参加した木祖村よりも"レース"と関わることが出来たのでとても面白くて濃い2日間でした。
そして初めてこのレースに参加した白石、服平、有益選手らも非常に強い刺激になったかなと思います。特に最後まで粘った白石選手の成長とモチベーションの高まりを見ていて期待をせずにはいられない気持ちです。

手短に済ませるつもりでしたが結局長くなってしまいました。お付き合い頂きましてありがとうございます。
"これがロードレースだ"と教えてくれる貴重なレースだと思います。競技者ならば是非一度チャレンジして欲しいレースです。

- Support -
Movement
Cicli Pioniere
石津カイロプラクティック
βTitanium
Rolfprima
STOKED

他、写真を撮って頂いた方々、補給等お手伝いをしてくれた方、応援をしてくれた方々、本当にありがとうございました。

2017年5月21日日曜日

フラットバーカスタム


使い方に応じてカスタムされているBRUNOの16インチミニべロ

初めはサドルとバーテープが痛んだのでレザーに交換しました。
長年使ったBROOKSのサドルは自分のお尻専用になり、バーテープはいい味が出てきました。

その次はよく考えたら変速あんまりしないので変速取っちゃって下さいと、シングルスピード化。

そして今回、ドロップハンドルの下を持たないのとカゴをつけたのでもう少しハンドル幅が欲しいと言うことでフラットバー化のご依頼を頂きました。


ハンドルはNITTOB230AAFにPDW バーボングリップを、ブレーキはちょっとチープ感はあるけど主張しすぎない感じがいい感じのテクトロを選びました。


調子良いと気に入って頂きました。ありがとうございます!

2017年5月19日金曜日

DT SWISS RWS用ドレスアップボルト

クイックレバー式ではなく、ネジを回して締めこむタイプのスキュワーでホイールの固定力に定評があり人気の「DT RWS」。
クイックの取り付けが弱くて異音が発生することが多いので遊びの発生しないRWSはハブ周りのトラブルを減らしてくれるので良いですね。(締めすぎによるトラブルにはご注意下さい。)
βTitanium "DT RWS用ドレスアップボルト"
1ペア(2個) 6,000円+tax

そしてお客さまからのご要望で新しい商品が実現しました。
"マジョーラブルー"
"リーフグリーン"
"ローズピンク"
"アイスブルー"
"ウッドブラウン"
"ダンデライオンイエロー"
特別色 "チェレステ"
※こちらはペア6,200円+taxとなります。

"スタンダード"

ロゴやカラーは不要!というシンプルなタイプをお好みの方は別注での注文も承ることが可能です。

折角なのでお客さまからオーダー頂いたものもご紹介させて頂きます。

いつもの陽極酸化処理とは異なる"DLC"という処理を施したものになっています。
DLCとはダイヤモンド ライク カーボンの略称で、簡単に言うと表面硬度が高くなり対磨耗性などに優れているそうです。 
(DLCは1本あたり追加2,000円のアップチャージとなっています。)
お分かりかと思いますが、この部分は表面硬度も対磨耗性も全く意味のない部分かと思います。
それでもバイクのトータルコーディネートとしてデザインを大人しくしたいという強い気持ちで黒に近い色が実現できるDLCを即断でオーダー頂きました。

他のカラーであっても性能が向上するパーツではありませんが、バイクのドレスアップや所有欲という部分に少なからず訴えかけてくれる何かを感じます。
カスタムに意味や性能を求めることは大事ですが、コストパフォーマンスだけを求めれば全ての人間はGIANTの自転車を選ぶことが必然的です。
それも悪くないですが、何に魅力を感じ、それを価値と捉えるかは自由です。
趣味のものだからとことん趣味性を求めたい、そんな気持ちを感じながら生まれた一品です。
ドレスアップ部分だけでなく、シャフト部分もラインナップがありますのでご興味のある方はご相談下さい。

【価格表】
・ボルト交換済み DT RWS 前後セット 15,600円+tax
・シャフト交換済み DT RWS 前後セット 22,500円+tax
・ボルト/シャフト交換済み DT RWS 前後セット 28,500円+tax

・DT RWS用ドレスアップボルト(2個1ペア) 6,000円+tax
・DT RWS用リプレイス用チタニウムシャフト(2本1ペア) 10,000円+tax
・持ち込みRWS ボルト組み換え工賃 (1ペア) 1,500円+tax
・持ち込みRWS シャフト組み換え工賃(1ペア) 3,800円+tax
・持ち込みRWS ボルト/シャフト組み換え工賃(1ペア) 4,000円+tax
※元のボルトの取り外しの際に小傷が入る場合がございます。ご了承下さい。

WEBSHOPへは近日中にアップ予定です!
今すぐ欲しいという方は店頭まで是非!

2017年5月18日木曜日

Guerciotti Test Ride

今週末、高橋は長野は「木島平」までレースに行って参ります。
昨年チームで参加した木祖村2daysが場所を変えての開催です。いつも参加しているレースの中では特にレベルの高いものなので緊張感はありますが全力で食らい付いていきたいと思います!チームは変わらずSAUCE DEVELOPMENTですが、参加メンバーは昨年と異なるメンバーなのでどういった走りになるか楽しみです。

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裏番組、というわけではないですが今週末のムーブメントではこんなイベントがあります。
"グエルチョッティ テストライドツアー"

5月21日(日)
場所:BICYCLE STUDIO MOVEMENT
12:00-16:00

スチールロードの「RECORD」が気に入った経緯があって契約したイタリアのグエルチョッティの試乗会を行います。
試乗はムーブメントでは珍しいカーボンフレームメインの試乗会となります。
「カーボン気になる!」っていう方は是非お立ち寄り下さい。
その日は大阪は堺でツアーオブジャパン、堺ステージが行われているので予定が被ってしまっている方も多いかも知れませんがコチラも是非。

【試乗車リスト】

・ECLIPSE64-14 Sサイズ
・EUREKA SHM50 XSサイズ
・EUREKA DX50 Sサイズ
・EUREKA SX50 XSサイズ
・EUREKA SX50 Sサイズ
・CARTESIO Sサイズ
・CARTESIO Mサイズ
・LEMBEEK Sサイズ
・RECORD ※展示車のみになります
※試乗車の内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
ご試乗頂き、ご成約頂きました方には、細やかですがGuerciottiオリジナルTシャツをプレゼントさせて頂きます。
この機会に、是非ご試乗をお待ちしております。

2017年5月16日火曜日

BROOKS CAMBIUM インストール

BROOKSの革じゃない方のサドル"CAMBIUM"シリーズ。
そのフラグシップモデルであるカーボンレールのC13と、合わせてサドルと同じオーガニックコットン製のバーテープCAMBIUM TAPEをインストールさせて頂きました。

愛車のロードバイクが日頃のライドや落車等でサドルとバーテープが悲しい状態だったので交換に至ったのですが、
別の自転車でC13を使用されていて調子が良かったとの事でロードバイクにも装着することになりました。


CAMBIUM TAPEには細身の1枚巻きモデルとEVAフォーム製アンダーテープが付属するモデルの2モデルございます。
今回はクッション性を重視したアンダーテープ付きモデルを巻きました。
ちなみに1枚巻きモデルは6,000円+税、アンダーテープ付きは6,200円+税と価格差は200円です。

まずEVAフォーム製アンダーテープを巻きます。


その上からCAMBIUM TAPEを巻きます。
バーテープ巻き工賃は1,200円でやらせて頂いておりますがこの場合は作業が2倍になりますので2,400円頂きたいのですが少しオマケして2,200円でお願いします。


C13にラインナップが増えました。(それについてはこちらのエントリーで書いております。)
選ばれたのは132mm幅の細身の穴あきモデル。 

CAMBIUM C13 C132 26,000円+税
サドルを取り付ける際はサドルによって厚みが違うので、元のサドル高を計ってから取り付けさせて頂いております。


交換前


交換後
イメージチェンジも兼ねていたので雰囲気が変わってこれもまたいい感じになりました。

ありがとうございました!

2017年5月14日日曜日

SAUCECYCLE Greedyがアップデートされました。

SAUCECYCLE Greedy がアップデートされました。
ファーストモデルを使用していく中で気なった点ををアップデートしました。

ジオメトリーは気に入っているので変更はしておりません。

大きな変更点は下記になります。

フォークアイレットの追加フォークブレード中央辺りに追加しました。
これでフロントラックの選択支が大幅に増えます。


チェーンステイパイプを変更。
踵ヒット軽減とタイヤクリアランスによりゆとりを持たせるたせる事ができました。

タイヤはマキシスの新作RAMBLER(ランブラー) 700x40cを装着してこのクリアランスです。
タイヤについては後日レビューをしようかな。


シートステイをSベント化

ホイールを着けてみました。自転車っぽくなってイメージが湧きやすくなったと思います。

SAUCECYCLE Greedy フレーム/フォーク 198,000円(税込)

試乗車を組んで白州の森バイクロア3に持って行きますので、気になる方がおられましたら会場でお会いしましょう!
お見知りおきを!


2017年5月11日木曜日

ミニベロのクランクの交換しました。

ミニベロ(小径車)のクランクを交換しました。

ほぼインナーは使わないのでフロントをシングルにしたいと言うご相談でしたのでインナーを外すだけでいいのではないでしょうか?と商売っ気のない(笑)提案をさせて頂きました。
(これはできるだけお金をかけずにシンプルなカスタムを初めにご提案したいからです。でも結局お金がかかる事になる場合も多いので安かろう悪かろうなものはお勧めしませんよ。)

あと、シングルにするだけでは無く最初から着いてたクランクなのでもう少し性能もUPさせたいともおしゃっていたので出来るだけ実感するカスタムを考えました。
クランクはそのままで性能がいいBBに交換するという方法も考えましたが、BBと合わせて軽量で高剛性の2ピースクランクにするのが一番実感しやすいかな?となりました。


しかしながら現在130PCDの5アームのシマノクランクが無かったので途方にくれていると、6700アルテグラクランクが偶然みつかり事なきを得ました。


BBはデュラエースに。


見た目もちょっと引き締まっていい感じになって、実際にカスタムも体感できたとレビューも頂きました。

ありがとうございました。