ENVE SES3.4 DISC x CHRISKING R45 DISC ホイールビルドアップ

 

ENVE SES3.4 DISC x CHRISKING R45 DISCの組み合わせでホイールのオーダーをいただきました。ありがとうございます!

ホイールがリムブレーキからディスクブレーキへと時代が移り変わってきている最中ですが、ブレーキのタイプが変わっても、走りに軽快さを求めてしまうということは変わりありません。

いわゆる"鉄下駄"と呼ばれるようなホイールから、ENVE(エンヴィ)のようなカーボンホイールに履き替えるとビックリするほど軽快な乗り味を得ることができます。一度味わってしまうとなかなか手放せなくなるといいますか、普通のホイールでも「重い!」と少々ワガママな自分が出てきてしまうのが少々困りものです。それだけ、良いホイールには中毒性とも言えるほどの魅力があったりします。

自分がディスクブレーキ用ホイールを買うとしたら何を選ぶかと問われたら筆頭に挙がるのがこの"SES 3.4"だと思います。

フロント38mm、リア42mmという背の高さは横風による煽りも少なく、そして多くのアルミリムよりも軽快な重量(フロント387g / リア393g)によって加速性は最高クラスだと感じます。もっと軽いリムであれば更に加速感は鋭くなるのですが、ペダリングにスカスカ感が出てペダリングが難しい(または巡行性が弱い)と感じる面もあるので、リム重量350~400gあたりのものが個人的にベストバランスな重量です。その辺りのリムは意外と少ない!

店頭で組み上げる場合、ENVEの純正ハブの他にクリスキングやホワイトインダストリーといったハブも選んでいただくことができます。価格帯は近いものの、それぞれ良い部分が異なっているので自分の用途や憧れに沿って選んでいただければ良いかなと思います。是非店頭にてご相談ください。

* * *

自分の個人ブログでもENVEについて書いているところもあるのでお暇な方は読んでいただけると嬉しいです。そこで書いているのは「カーボンホイールを常用する時代」が来ているということです。

エンヴィのポリシーの抜粋を今回も書いておきたいと思います。

"エンヴィで取り組んでいるのは、トレードオフをいかに減らすかということなのです。あらゆる要素を確保すること。軽量で強度も剛性も高く、乗り心地も良く、速くて安定性に優れ、耐久性があり、メンテナンスを必要としないホイールを製造すること。私たちは、「レース専用」のホイールの正当性を信じてはいません。お手持ちの最速のホイールは毎日乗るためのものであるべきだと考えています。

トレードオフをすることなく日常的に使用するレースホイールを作るためには、高い技術力が必要です。エンヴィのホイールが競合他社のホイールと異なるのは、そのためなのです。"

軽快に走るホイールというのは、昔では強度を犠牲にしているものが多々ありました。そして寿命も短かったり、ちょっとしたリム打ちでも割れてしまったり。エンヴィはそういった"弱点"の部分を大きく克服したホイールを製造することに至っています。

ホイールの話に限らず、フレームなどでもそうなのですが「軽くて強度があってよく走るものが欲しい」というような希望は多くの人が抱くものではありますが、よく「軽くしたらその分強度は落ちますよ」とご説明させていただくことは多いです。軽くした分の何かが失われているのは間違いないのですから。(コストを上げることで実現できるものもある→お財布の中身が失われる?)

エンヴィは独自の製法と設計によって、高強度、超軽量、高剛性、エアロ効果といった要素をとても高い次元でバランスを取って実現しています。先に書いたような両立の難しい要素をしっかりと両立させています。更に、カーボンリムなので割れない限りはアルミリムのようなリム打ち変形も起こりにくいですし、繰り返しになりますが"割れない限り"は軽くて強い素晴らしい特性を持っています。

でも、いくら強度の高いエンヴィといっても不慮の破損が起こってしまうこともあります。

エンヴィはエンヴィを選んでくれた方々には長く使ってもらいたいという気持ちから、「5 YEAR WARRANTY」に加え、不慮の破損でもフォローしてくれる「LIFE TIME INCIDENT PROTECTION」というサポートプログラムを開始しました。最初の購入者を対象に、クラッシュなど故意でない破損に関してライフタイム(生涯)で無償保証をしてくれます。

サポート内容について詳しくはコチラから。

良いホイールであることに加え、手厚いサポートもある。本心からオススメできるホイールです。


コメント