自転車の組み方の正解はあるか?

毎度どうも、高橋です。
自転車って完成車だったりバラ組みだったり、色々なものがあるんですが、最近は規格も各社独自のものを作ってきたりして昔ほどパーツ類の互換性がなくなってきている傾向を感じます。

そして組み上がる自転車は右も左も似たり寄ったりなんてこともあるような。それはちょっと面白くないと感じる人も少なくないのでは?

自転車はあくまで道具の一種だと僕は思います。道具であり、乗り物。その組み方の正解って結局のところ「自分の使い方に合っている」っていうことではないでしょうか。

折角なので、お客さんの個性満点のバイクをご紹介しておこうと思います!

パッと見ても車種が特定できないレベルですが、KONA Raijin Titanium 29erです。ENVEのリジッドフォークにドロップハンドルでグラベルバイク化しています。










このバイクで走ってきたのはなんと台湾。1か月ほどかけてぐるりと外周1周されました。(1年前?2年前?)

もちろん何でもかんでも自由に組み合わせることができるわけじゃないんですが、自分なりにバイクの構成を考えて組み合わせていくのは面白いものです。パズルのように、それが1つの自転車として完成した時はとても満足できます。

自転車の組み方の正解は、自分の乗り方を探っていくことで見えてくるかなと思います。遠くに速く行きたければロードバイクに乗ったら良いですし、ゆっくりでも快適に行きたければグラベルバイク等々、バイクの選び方にも通ずるものがありますね。

自転車屋で働いていると、面白いアイディアが詰まったバイクに出会うことがよくあります。自転車から滲み出るその人のストーリーを感じながら、密かに「良いね」を送っています。

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