毎年恒例的に参加していたシマノ鈴鹿ロードレース。
(昨年の様子はコチラ)
いつもはお客さん達と一緒にエンデューロという耐久イベントに参加していました。
今回は少し毛色の違う、
レーサーがひしめき合うカテゴリーに初参加してきました。
そろそろお馴染みの「SAUCE DEVELOPMENT(ソース デベロップメント)」。
※左から小嶋選手、高橋、萬谷選手、倉田選手、森本選手、三上選手、淡井選手
今回はチームでシマノ鈴鹿ロードレースへとやって来ました。
参加したのは2日間で5個のレースで争われる「5ステージ」。
参加できるチームは全部で35チームの抽選式。
全部で38チームのエントリーがあって、
35番目最後のチームとして無事エントリーすることができたのです。
抽選の結果を見たときは冷や汗をかきました。笑
* * *
土、日と二日間通して走るこの5ステージ、まず1日目からスタート。
AM 7:45、第1ステージがスタート。
総勢202名の戦いが始まりました。
夜中に出発した僕らは午前4時頃に到着して準備を進めていきました。
ほとんどのレーサーが眠さに苦しみながらスタートラインに立ちます。
いきなり止めてしまいたくなるような眠さの中、
第1ステージは鈴鹿のフルコース5.8kmを5周回。
平均時速44.8kmでレースを終えました。
いきなりハイスピードな展開でしたがチームは高橋、森本、三上、倉田の4名が
先頭集団でゴール。
30秒遅れて小嶋選手、
そしてエースの萬谷選手がまさかの失速で5分ほど遅れてゴールとなりました。
この5ステージは個人とチームとの成績で競われるレース。
5分遅れてしまった萬谷選手は実質的に総合争いから脱落となりました。
しかしチームの成績は"チームから先着でゴールした3名のタイム"が反映されます。
チームでは4人が先頭集団でゴールしているので、
トップと同タイムで24チームがゴールとなりました。
【第1ステージ】
チーム総合順位 18位/35位中
高橋 55位
森本 57位
三上 75位
倉田 83位
小嶋 120位
萬谷 151位 /199人出走
第2ステージ 個人タイムトライアル 2.2km
鈴鹿のショートコースを使用した2.2kmの個人タイムトライアル。
一人ずつタイムを計測していきます。
優勝者は2分39秒、平均49.6km/hのタイム。
3分が切れるかどうかという1秒の狭間に数十名の選手がひしめきあいました。
数秒のロスで総合の成績が左右される中で、
なんとかチーム成績を維持することができました。
【第2ステージ】
チーム総合順位 18位/35位中
高橋 80位
森本 64位
三上 65位
倉田 193位
小嶋 76位
萬谷 122位 /198人出走
第3ステージ チームタイムトライアル 23.2km
およそ30分の時間でゴールするチームTTが初日の最終レース。
このステージでタイムを稼げるかどうかに全てが懸かっていると言われます。
もし1分遅れてしまうと、他のステージでは挽回がとても難しいのです。
鈴鹿5ステージは数秒差の戦いが順位を左右させ、
その接戦した争いは僕らに集中力を与えてくれたように思います。
とにかくペースを乱さないように、
隊列が崩れないギリギリまで速いペースで走り、
疲れてペースが落ち始めてしまう前にスムーズに先頭を交代する。
頭では分かっていてもこれが上手く出来ない事が多い。
メンバーは大阪、岡山、名古屋と普段は別地域で活動している僕らなのでぶっつけ本番。
この日最終レースで第1ステージで不調気味だった小嶋、萬谷選手の調子が戻り、
見事な好走を見せ第3ステージは16位のタイムでゴールを割りました。
総合成績もひとつ順位を上げ、
「真ん中よりちょっと上を目指したいよね」という目標に一歩踏み込んだ瞬間でした。
【第3ステージ】
チーム総合順位 17位/35位中
* * *
更に上位はプロカテゴリーで走っていた選手や実業団トップクラス、
かつての日本代表選手など"猛者"が沢山いる鈴鹿5ステージ。
プロが競う国際ロードとは少し毛色の違う、
国内トップクラスのホビーチームの戦いがそこにはありました。
"Day2"へと続く。
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