"Why you ride?" #GCRASUKE

もう1週間と数日したら、CHRISKINGが主催するグルメセンチュリーライドが
この日本で行われます。
「食」と「自転車」をテーマに、1日を丸々贅沢に使って遊ぶプログラム。
極上の食事とすこし挑戦的なロングライドを
楽しい仲間たちと共に分かち合うというライドイベントです。
そのライドに向けて、少しの周回練習のあとに一人探検へと出かけました。
一人寂しく・・・。
小奇麗に書いてしまえば「イベントのための下準備」的内容にはなるんですが、
この日は実際にはただ自分のためのライド。
ただただ余計なことを忘れて、没頭して、良い気分になるためのライド。
自転車はあまりにも気軽に世界を広げてくれる。
いつも同じ道を通ってばかりの人もいる。
自転車には「今日はちょっと違う道、知らない道を通ってみよう」と気軽に思える。 
モチロン、知らない初めての林道や旧道、薄暗い道は怖さしかない。笑

別にペースが速いわけじゃないけど、
鼓動は自然と早くなり、汗が吹き出してくる。

「この道は続いているのか?」
「この道はどこまで行ってしまうのか?」

その恐怖心と消耗していく体力が浮世の余計なストレスから開放してくれる。 
「ストレスからの開放=楽しさ」かもしれない。

自転車は誰に対しても難しくなく、その楽しさを提供してくれる。
そしてそれは自分の頑張った分だけ提供してくれて、
頑張れば頑張っただけ気持ちが良いし、
頑張ってなければそれはそれなりにしか感じることができない。 
坂。
少し厳しいと感じることに体当たりしていくことで、
得られる満足感のようなものがある。

人生で試練と呼ばれるような瞬間にも、坂と同じ何かがある。 
と思いきや、もっと厳しい"壁"の出現もある。
ちなみにこの坂、軽く斜度20%を超えていて来るところを間違えたと思った。
行き止まりになるまではあまり引き返さないタイプなので、
気合で上り切ってみたりする。
上りきったところでハイキングをしていた小学生グループがいて、
「頑張ってくださーい!」と応援される。

自転車が通るような道ではないのに、
素直に声をかけてくれる小学生に(なるべくカッコイイ感じで)手を振りつつ後にする。 
人生、試練を越えたら・・・・やっぱりまだ試練(坂)がある。

厳しすぎると思いながらも、やっぱり全部上りきってしまって
一人やりきった充実感を感じるのでした。 
有り難いことに今の時代はケータイ電話にGPSマップがあるので迷うこともなく
自分達の家へと帰ることができる。

GPSも無く、地図を頭に叩き込んで東京から静岡へ走った頃を思い出すと
よくやったなぁと思って仕方がない。 
家まで帰ってみれば100キロで1700mアップな1日。
ほぼ今回のグルメセンチュリーと同じような感じなのかなと思ったり。
激坂レベルは間違いなく僕が走っていたルートの方が厳しそうなので、
参加者の皆さまはご安心頂いても大丈夫だと思います。笑

* * *

キングが主催するグルメセンチュリーは、
「自転車に乗って楽しむ」、「おいしい食事をして楽しむ」
というのが簡単な紹介です。

もちろん、たくさんの参加者があってコミュニケーションという楽しさが加わり
単独ライドでは得難い楽しさも得ることができるのは間違いありません。

僕はこう思うんですよね。
「夢中になる」っていうのが真に楽しいのかなと。
それが自転車でも普段の生活でも大切な、本質的な楽しさ。

CHRISKING presents
6/6 (土)

愛知県の足助(ASUKE)を舞台に開催されます。
予約制なので、今回エントリーができなかった方は次回を狙い済ましてご参加下さい!
あわせてMOVEMENTは6日は臨時休業となりますのでご了承下さい。


GCラスケ、ではなくGCRアスケです。
Instagramでは準備からライド中まで色々な人が写真のアップを始めています。

過去のグルメセンチュリーレポートも読み応え十分なので、
ちょっと興味を持てた方は必読です。




CHRISKING社のBOSSであるクリス・キング氏
パートナーのジェイ・シシップ氏

日本へ来る機会もそれほどないであろう彼らが6/2(火)に
大阪のムーブメントまで足を運んでテクニカルサービスの講習会が行われます。

◆ 6月 2日(火)11:00~13:00 定員 約20名

正直、緊張してしばらく寝つきが悪そうですね。笑

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