また1台、エクタープロトンを納車しました。
今年JBCF(実業団)レースを走るライダーのオーダーフレームです。
彼の所属チームは今年ワタクシも所属する「SAUCE DEVELOPMENT」。
フレームはサイズにしてトップ長610mm!
ビルダーの橋口氏もこんな大きなサイズは初めてだと仰っていました。
身長196cmもある日本人もなかなか珍しいですからね。
ヘッドチューブはシンプルに1-1/8サイズ。
フレームはDi2専用でのオーダー。
機械式変速に変えることはできませんが、
内装Di2仕様なのでとてもスッキリとした印象になっています。
バッテリーはビルドインバッテリーも考えましたが、
ここは使い易さで外装式バッテリーに。
BARFLYにジャンクションを備え、ハンドル周辺もスッキリ。
変速ワイヤーが無いため、
Di2特有のハンドリングの軽さがあってバイクコントロールがしやすくなります。
そして大きなバイクの悩みは大きく2つ。
・ホイールベースが長くなりすぎると曲がりにくくなる
・フレームチューブが長くなるとウィップの大きなフレームになる
小さいサイズの悩みも色々見てきましたが、
大きすぎるサイズでも悩みはあるということですね。
そして今日デビューレースを走ったこのバイク、
印象を聞いてみたところ「良く曲がり、踏み応えも硬い」とのこと。
曲がりやすさはホイールベースを余計に伸ばしていないからでしょうか。
海外の選手が少し小さいフレームに140や150mmのステムを使っている理由が
恐らくそういった理由なのではないかなと思いました。
感想を聞いてみたら、第1声が「硬い!」だったので安心しました。笑
ネガティブな意味での硬いという話もありますが、
彼のその一言はレース中でもパワーロスなく進むという喜びの感想。
「スチールなめてた。マジで進む。」
だそうです!
ホリさんに並んでもらうとこのデカさ。
サドル高約80cm!
もちろんホリさんでは足がつきません。笑
と言っても196cmの本人が乗ると、
それでも小さいバイクに見えてしまうから恐ろしい。笑
毎度のことながら走りに驚かされるEXTAR PROTON(エクタープロトン)。
今までたくさんのスチールフレームに乗ったことがありますが、
その中で一番気持ちよく走るのは今のところ橋口氏のエクタープロトンです。
※それぞれ自分のためにフルオーダーしているわけではないので比較は難しいのですが…。
その魅力が徐々に広がって毎月オーダーを頂いている状況ですが、
フレームが届き次第、順次組み付けを進めていきますので今しばらくお待ち下さい!
*新規オーダーの目安*
フレームのみ 15~20万円
フレーム,フォークset 16~23万円
納期 4ヶ月前後
塗装やフレームの仕様により異なりますので、お気軽にご相談下さい。
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