本日は巷で話題になっているCXアイテムの紹介です。
今をときめくホットなアッセンブルをどうぞ。
ご予約頂いていたRolfのVIGORシルバーです。
なんとシクロクロスで初陣を飾るようで、男気を感じてしまいました。
しかし今回付けたのはWTB CROSSWOLF TCS。
そう、チューブレスタイヤです。
ロルフプリマのクリンチャーは基本的にチューブドでの使用になっていますが、
メーカー的にも「チューブレス化はできるよ」と回答しているので
今回はお客様のご要望もあってチューブレス化した次第でございます。
用意するものはこちら。
・チューブレスタイヤ
・バルブ
・リムテープ
・シーラント剤
これらを使用すれば、いろんなホイールをチューブレス化することができます。
しかし、どれでもオッケーと推奨はできません。
基本的にリムに窪みがあるタイプがいいですね。
輸入する問屋さん曰く
「シクロクロスをするなら最も投資する価値のある2,500円(税別)」
レトロシフトで有名な、現GEVENALLEから発売されたカセットスペーサー。
それがHOUP(フープ)です。
左側がシマノのスプロケット、右側がギブネールのHOUPです。
今回は10速のスプロケットを使用します。
11-28Tのギア構成。
HOUPを使用するとこんな感じになります。
左側がHOUPカスタムされたスプロケット、右側が外されたコグとロックリングです。
スプロケットを1枚取り外し、スプロケット全体を外側に寄せてしまうという仕組み。
ほぼ使わないであろうトップギアを思い切って外してしまうというアイデアです。
HOUPのスペーサーはローギア側に取り付けします。
今回は10/11速のホイールなので、
・HOUP
・10速用スペーサー
・11速用スペーサー
の3枚が入っています。
このスペーサーの塩梅はたまに頭がこんがらがるのですが、
使用するホイールとスプロケットによって異なるということにご注意下さい。
これらスペーサーによってスプロケットとスポークとの距離が広がり、
草などの異物が絡まるリスクを大きく減らすことができます。
ローギアの多用はチェーンラインが厳しかったりと
元々リスクが大きいので、
それを少しでも減らせるのはシクロクロッサーには助かるかもしれませんね。
そしてもうひとつ。
ギブネールを使用している人にはもうひとつの付加価値があります。
レースを走っていてローギアまで使うシーンはほとんど無いので不満は無いのですが、
ファイナルギアを使うには指を奥まで押し込む必要があります。
手が小さい人にはちょっと辛いと聞いたこともあります。
(僕自身は手が小さいわけではないので、その辛さがよく分からないのが残念です。)
HOUPを使えばこの位置までの押し込みでローギアが使えるようになるのです!
HOUPを取り付けした後はまず変速調整をして下さい。
調整しないままだとローギアにした際にチェーンが落ちてしまうので要注意です。
* * *
シクロクロスは先ずノートラブルで走りきれるかどうかの戦いです。
チューブレスタイヤ然り、HOUP然り、
トラブルのリスクを減らせるなら是非とも導入したいですよね。
もちろんレース前にはRDのプーリーまで外してメンテナンスするのが一番お奨めです。
汚れやダメージが蓄積した状態でレースに臨むのはトラブルの元。
メンテナンスは随時お気軽にご相談下さい。
今週末9日は大阪岬町で関西シクロクロス!
臨時休業して僕達も参加しますので、会場でお会いするかたはよろしくお願いします。
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