Bike2sauna meeting 京都

Bike2sauna meeting 京都

よく考えると自転車xサウナという少しコアな層向けなイベントだったけど約30人の方にご参加頂きました。

テントサウナとは簡単に言うと移動式屋外型サウナです。
サウナ用テントの中でストーブを焚き、その上に置いたサウナストーンと呼ばれる溶岩石を熱しテント内の温度を上げます。熱されたサウナストーンに水をかけると水蒸気が発生してさらに温度が上がります。フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つである"ロウリュ"も楽しめるのです。移動式と言えど水風呂があってのサウナなので場所の条件として池や湖、川など天然の水風呂が必須。

サウナ好きが高じて不定期開催で行なわれるTentsaunapartyに出会い何度か参加していたのですが、この新しいアウトドアと言っても過言ではないテントサウナは、自転車と相性がよいのではないかと言うのが発端でした。それに加えてキャンプもできればバイクツーリング(パッキング)も楽しめると言う魂胆です。

場所さえ見つかればやろうと考えていたのですが、Tentsaunapartyが京都の沢ノ池で開催した時(僕は不参加でしたが)”場所はここだ”と決めました。と同時にその日、オタハウは単独でbike2sauna#0を決行していたのでした。

京都の秘境”沢ノ池” 
市内からのアクセスも良いのでハイカーやサイクリストも多く、テントサウナに必要な天然の水風呂(池)もある最高の立地。ボランティアの方がゴミ拾いもされていて、この環境を地域で維持しているんだなぁと思いつつ感謝しながら利用させて頂きました。

今回bike2saunaを開催するにあたってアドバザーとしてotakuhouse(オタハウ)に手伝って頂きました。
貢献度を意識した彼のブログ面白いですよ。blog:otakuhouse


集合場所の仁和寺 
最初集合場所を駅にしているとオタハウ先生にナンセンスだと怒られたのですが、京都らしくお寺にして正解でした。



ライドについて
目的地を設定して自由に来てもらう感じにしましたが、担ぎありとパスハンティングコースとノーマルコースも設定して2手に分かれて沢ノ池に向かいます。
パスハンティングコースはオタハウ、ノーマルコースはシンゴがアテンド。

パスハントコースは極上のトレイル(←言いたいだけ)、ノーマルコースといえどほぼ登りですが歩いてもいいし、どんな自転車でもちょっと頑張ればゴールできる成功体験が味わえると言うのがミソなんです。


そのころ僕はというと、今回設営班にまわったのでテントサウナを暖めて皆の到着を待つのですが、ケータイが圏外なのでライド班の様子も伺えず歯がゆい気持ちでした。


そうこうしているとライド班が到着。



”自由に来てもらう” と ”2つのコース設定” が良かったのか、ロード、ミニベロ、fixed、MTB、クロス、ママチャリ、そしてラン、いろんなスタイルを見る事ができました。

で、空腹のところ森林食堂のカレーは我慢してもらって先にテントサウナに入ってもらいます。
なぜならサウナ後の方がごはんが美味しいからです!

サイクルジャージでサウナに入るって不思議な感じ。




この光景を見て何をしているのか分らないないと思うけど、みんな多幸感に満たされているというのは分ると思います。
さっきも言ったようにケータイも圏外で強制的にSNSに束縛されない環境とサウナにより、沢ノ池がユートピアと化したのです。

もう直ぐ国に帰っちゃう留学生のニコラは、日本でできる限り楽しみたいと参加してくれました。

大自然の中でサウナを楽しむと簡単にワンネスを感じることができるのです。
これをサウナ用語で”ととのう”と言うのです。

結果としてライド後一発目のサウナが最高だったと言う貴重な意見も頂きました。
心も身体も良い状態だったのかもしれません。

それぞれの時間を過ごし、日が暮れる前に焚き火をおこします。

焚き火と共に燃え上がるカンファレンス。これが有意義ないい時間なんです。
人の楽しいと言う感覚はベクトルは違えど”好奇心”に尽きるのかなと感じた時間だった。
そしてそれぞれの思いと共に就寝につくのでした。

翌朝

早朝サウナのためにオーバーナイトしたと言っても過言ではありません。
朝の澄んだ空気と冷えた池が最高に気持ちが良い。

体が”ととのった”ところで終了。

”Bike2sauna meeting 京都” 正直手ごたえを感じたので即次回開催地を考えながら家路に着くのでした。

最後に、ご協力頂いたTentsaunaparty、アドバイザー、アテンダーとして手伝ってくれたotakuhouse、森林食堂、参加者のみなさま、ありがとうございました。

photo thanks : モンジャ、シガちゃん

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