2015年5月11日月曜日

ロードバイクに求められる性能

先日、1台のロードバイクを組みました。
ロードレーサー玄人なら絶対知っているであろう「TIME VXRS」。

勝手な印象ですが、何故かフランス人は"ロードレーサー"を作るのが上手い。
理論派の日本やドイツが及ばないバランス感覚、
アメリカを中心としたテクノロジー先行のモノ作りとも異なる。

技術と技術を本当に信じられないバランスで組み合わせるのが上手なフランスメーカー。
その中で群を抜いているのがTIMEかな、と感じます。
毎年何台かTIMEは組ませてもらっていますが、残念ながらまだ販売の取り扱いはありません。
今回は新車のVXRS LIMITEDを組みましたが、
その元となるVXRSは2010年を最後にカタログから消えてしまったモデル。

限定ながら復活するというのは余程これが良いモデルであったことの現れでしょう。
僕もかなり好きなフレームです。 
(このロゴのエンボスに意味はあるのか・・・?) 
オーダーのスチールフレームを販売していて、確かにとても良いと思う。
でもフレームビルダーでフレームチューブまで作る人が居るか?と言われると、
そこまでは手が及ばないのがほとんどなんですよね。

対して0から100まで作り上げることがマスプロメーカーとしての使命。
(中国製のフレームにペイントを施すだけのメーカーがどれだけ多い事か・・・)

 具体的なところまでは知りませんが、
TIMEからは隅から隅まで"オリジナル"を感じさせてくれます。


ダウンチューブ、シートチューブともに実物をみると楕円になっています。
上側では縦楕円しているチュービングが、
ボトムブラケット中心に向かって横楕円になっていく形状。

よく「BB周辺のボリュームを増やし剛性●%増加」なんてコメントがありますが、
「あ、そうですか」なんて感想しか出せないですよね。

その辺、フランスメーカーは
フレームのどの部分をしならせると気持ちよく進むか
みたいな所が本当にうまく分かってるなと関心させられるのです。 




良いフレームメーカーはしっかりと乗り手の意見を聞くのだと思います。
それはかつてプロ選手に支給し、
輝かしい戦績を残しながら成熟していったVXRSの姿を見るとそう感じさせます。

残念ながら最近は
「スポンサー様から支給して頂いてるからコレで走れ」という
押し付けの強いメーカーやチームが増えてしまいましたね。

選手とメーカーがタッグを組んでいた時代の方が
世の中には良いフレームが溢れていたのではないでしょうか。

買う側の人間も目が利いてないと、
良いブランドやモデルは無くなっていってしまうということですね。

僕らもその辺を踏まえて良い物をオススメしていけたらいいなと思う次第でした。

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