Wilderness Trail Bikes 略してWTB
その名のとおり、1982年にMTBの発祥の地と言われる
Marin Countyで設立された老舗ブランドです。
古くからMTB乗りに愛され続けているレジェンドメーカーです。
そのWTBから新作がムーブメントにも入荷してきました!
CHRISCROSS i19
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CROSS WOLF TCS
CHRISCROSS i19
7,200円(税別)
クリスクロスは最新式のCX向けリム。
シクロクロス以外で使ってはいけないということではなくて、
CXに最適化された設計がされているリムです。
ロードバイク用のホイールにそのままCXタイヤを使ってる人が多いと思います。
最近のワイドリムを除いて、
ロード用のリム内部の幅は15mmほど。
23cや25cでの使用をメインで考えてその幅になっています。
そこに32cや33cといった太いタイヤを履かすことはできます。
対してクリスクロスは19mm、外の幅は24mm強。
30~40cのタイヤを想定して作られています。
サイズ的にタイヤが付く、付かないという話が多いと思いますが、
一番の違いは"タイヤの膨らみ方"に違いが出るとの話です。
太いタイヤはそれに合ったワイドなリムを使わなければ
そのタイヤのベストな膨らみが得られません。
タイヤが綺麗に膨らんでくれれば、
乗り味もクッション性が良くなったりしてくれるようです。
タイヤにしなやかさを求めるCXには大事な要素かと思います。
"TCS"
CROSSWOLFのタイヤにもリムにもこのマークが見受けられます。
Tubeless Compatible System
略してTCS。
他で言う所のチューブレスレディと同じタイプのシステムです。
CROSSWOLFはシーラント剤を使用することでチューブレスタイヤとして機能します!
ブログでは口をすっぱくして繰り返しておりますが、
重量的なメリットや転がり抵抗、クッション性で優れていると思います。
あ!
でもあまり周りで使われると機材のアドバンテージが無くなるので
ほどほどにしておいて欲しいところ・・・。
チューブレスリムはリムのセンターに窪みが必要あります。
チューブレスタイヤは一般的には装着がきついので、
そこに落とし込んで嵌めるようになっています。
そしてよく見て下さい!
タイヤのビードが上がったあとに落ちにくくする"ビードホック"があります。
チューブレスでエアを抜いた時にバコッとタイヤが落ちてしまって
フィッティングのやり直しなんてことが起こりにくくなっています。
CROSSWOLF TCS 700x32C
5,000円(税別)
砂地から泥地まで対応するブロックパターン。
価格帯も近しいIRCのチューブレスとライバルになるでしょう。
ALL TERRAIN 700x32C
3,400円(税別)
もっとデイリーユースしたい人にはこちらの"オルテライン"がオススメです。
上のクロスウルフとは異なりワイヤービードのため重量がありますが、
価格が安い分気兼ねなく使えるってもんです!
ブロックパターンも完全なオフロードというよりは
オンロードとオフロードを行き来するようなトレッキング向き。
冬のシーズンインまでこういうタイヤを履いてCXで出掛けるのもいいですね。
* * *
今回はまだ入荷してきておりませんが、
上のオルテラインのちょっと太めの37cや
NEWモデル"NANO"の700x40cといった太めモデルも入荷してきます。
レーシーなイメージとはちょっと違うし、
レーサーってわけじゃないけどガッツリ走るって人にすごいマッチしているような気がします。
ラインナップを見てると、自転車が好きなんだなって感じれるメーカーです。
いや~、なんて渋いメーカーなんでしょ。
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