関西シクロクロス 第10戦 「桂川」

お久しぶりです、高橋です。
日曜日は関西シクロクロス17-18シーズン最終戦である「桂川」に参加してきました。

最終戦だけあってか参加者も多く、毎年賑やかな印象のある桂川です。
最近は泥のイメージが強かったコースですが、今年は天気も良く全体的にはドライコンディション。

今回ホリさんは参加を見送り店番をしてくれたので、SAUCE CXからの参加メンバーはC1、C2、C3、L1の4カテゴリーとなりました!
僕の走ったC2を中心に振り返りたいと思います。
ぶっちゃけた話、他のチームの人に負けるよりもチームメイトに負けるほうが悔しい。
シクロクロスはロードレースのような連携プレーができる競技性は無いので、同じチームのジャージを着る意義は薄いのですが、このSAUCE CXの仲間達は「負けてたまるか」というようなハングリー精神を掻き立てる何かがあります。
C1で戦う「タケチン」は今回も悔しく67%の順位でした。今季昇格組みなので降格はありませんが、来季に向けて感触を掴んでおきたいところです。
"またあと1人で残留圏に届かなかった"と悔しがっておりました。
L1デビューから3戦目となる「カナ」ちゃん。
キャンバーなどコース変化があるところは楽しいようでレース後の笑顔も素敵でした。
今季はこのレース限りで終了みたいなので、また来シーズンが楽しみです!
"くろんど"で悲願の優勝を果たし、今回からC3デビューの「ミッチー」。
今回はテクニカルコースというより完全にパワーコースだったので楽にはいかなかったようですが、キャンバーなどのテクニカルセクションでは上手くポジションを上げる走りができたそうです。
今季はまだ数戦走るそうなので、新たなC3という戦場でどこまで食い込めるか期待して見守りたいと思います。
最後は出走も最後のC2でございまして、僕の他に「サンフジ」、「カネゴン」、「キリP」がエントリーしています。

出走の並びは
34番、カネゴン
38番、サンフジ
50番、キリP
68番、僕
という感じで全員シード無し。人数が多ければ多いほどスタートが重要と言われるシクロクロスですが、それぞれ作戦を胸にスターティンググリッドへと並びました。
(後ろからの眺めで、僕、キリP、サンフジ、カネゴンと斜め1列に並んでいたのが五目並べみたいで少し面白かったです。)
後方気味だったはずのキリPはスタートのライン取りが上手く決まったようでロケットスタートを決め、1周目からシングル順位にジャンプアップ。
逆に思ったようなスタートを決めれなかったカネゴンはそれを追走。

その後にサンフジが続き、僕は最後尾からゆるゆると追走していきました。
子供が生まれてパパになったばかりのサンフジは全く練習ができていないので早々に垂れるのは分かっていて、序盤に捕まえることができました。(ちなみに僕も堺のシクロクロスから練習?は1回のみなので人のことは言えない)

垂れながらも大垂れはせず62%という残留圏内でゴールしている走りは安定感があります。笑
僕も順位を上げていってはいたんですが、沿道の声援からは「キリノが速い」と報告を受ける。
だがしかしこっちも頑張って追い上げてる最中なので、前の2人がどこを走っているのか伺う余裕が全くない!
ドライコンディションで踏み踏みな今回のコースはカネゴンにもかなり分がある。
スタートでミスったとは聞いたけど、最終的には5位でゴール。
前回のくろんど池では2位で昇格には届かなかったカネゴンだけど、桂川での順位は重みが違うと思うのでかなり善戦したように思う。
コース脇で現在の順位を教えてくれる巨匠(通称、巨匠カウンター)によれば1周目は50数番。順位は40番台、30番台と徐々に上がっていく。
なんとなく"無理せず抜いていくスキル"が身に付いてきた気がする今日この頃!
しかし、レースに向けたトレーニングをしていない自分は周りが垂れない限りは追い上げるだけのペースが無い。
それでも自分が維持できるギリギリのペースで頑張っていればそれなりに順位が上がっていった。
 
レースの途中、名古屋のチームRuedaのキャプテンオッチーから「お前の場所はここじゃない!」と激を飛ばしてもらった。

"今の体力的にはこれが限界なんや"と思う半面、周りからの目線では僕はもっと上の順位でも有り得るっていうことだろうか?なんだかちょっと嬉しくなった。

レース終盤、知り合いでは八ヶ岳のジンノマン、世界のフォトグラファー辻啓氏をパスした後、Panasonicの海藤君を抜いて最終的に23位(39%)でゴールした。
58名の出走だったので35人抜いたことになる。そこに大した意味は無い。
先頭とのタイムさは2分21秒だったので1周あたり約23秒縮めれば優勝に手が届く。

そのタイム差は決して小さくは無いけれど、(真面目にトレーニングすれば)詰めれない差じゃないよなと思ったのでした。
僕も足を攣って限界だった頃、キリPは必死で先頭を追いかけていたようです。
先頭まで10秒、後ろとの差も8秒。

上位になるほど、この数秒の差が詰められないんですよね。下位で1人抜くのと上位で1人抜くのではワケが違う。 
しかし、2位!
カネゴンは人数の関係でくろんどの2位では昇格できなかったですが、今回の桂川は2位までが昇格対象。キリPは見事にC1への昇格を決めました。まさに力こそパワー。

今回は大きなトラブルも無く、練習量からくる持ち前のパワーで2位を掴み取りました。C1での走りにも期待したいですね!

*photo thanks*

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次回は12日(月祝)、大阪は柏原のシクロクロスに参加予定です。近くですので是非観戦に来てみてはいかがでしょうか?

その次は17-18日の「さぬきシクロクロス」の参加を予定しております。

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