西日本ロード

日曜日は広島まで実業団のロードレースに参加してきました!
SAUCE DEVELOPMENT的には入賞はなく目立った活躍するには至らなかったですが、それぞれ身のある走りができた者、来年に向けてリベンジを誓う者など様々でした。

レースのインサイドレポートは個人ブログに書いたので興味があればご一読下さい。



レースのログをSTRAVAで公開しています。

今回のレースは久しぶりのE1カテゴリーのレースでした。
前回までE2カテゴリーで走っていたのでレースのレベルアップは必須。かなりプレッシャーがありました。
ゴールしてみれば先頭から1分半遅れの26位(107名中)という順位でゴールできました。

「全然ショボいやんけ!」と思われるかもしれませんが、この広島では過去最高順位に入ることができました。
4周回のうち2周目のデータ。
最大パワー702、平均223watts。
心拍数は最大192で平均でも179と死線をさまよっています。笑

STRAVAのデータを詳しくみてもらえば分かるのですが、レースの1時間15分で平均心拍数は177を示しています。
平常時心拍数は60~80程度なので通常の2倍以上の速さで心臓を酷使しているわけです。

そしてここまで追い込んでいくと体温もガンガンと上昇していて、さらには炎天下もあり多くの選手がオーバーヒート(熱中症や脱水症状)によって脱落していく人は多かったです。
僕もオーバーヒートにはよくなるので、レース中は水を飲むこと以上に頭から水をかけて冷却することを意識してレースを走っていきました。おかげで最後まで熱ダレすることなく走り切れました。 
こちらは一番の勝負ポイントの「3段坂~展望台の登り」のデータです。
アタックもかかり心拍数が190を超えています。笑

真ん中のあたりはstagesの電波が途切れて0になっていますが、それを踏まえても平均で328wattsです。
僕の体重は57キロなので、3分40秒の区間でパワーウェイトレシオ5.7倍以上の数値となっています。

上り坂ではパワーウェイトレシオが重要になってきます。
この6倍近くのパワーウェイトレシオが辛いか余裕かでアナタが広島で戦えるかどうかの基準になるかもしれません。(JPTは除く)
という感じでブログを書いてきましたが、「パワーメーター」を使っていない人にはチンプンカンプンな内容だと思います。
パワーメータがあれば自分の走りを客観的に可視化でき、更に他人とも共通の基準を持って比較できるので効率よく強くなるためには外せないツールとなっています。

今年の僕の好調は確実にコレのおかげだと断言することができます!あとは昔にパワートレーニングのコーチングを受けていた経験を活かしてトレーニングできたことも重要で、主観だけのパワートレーニングでは強くなりにくいという面も潜んでいます。



そして肝心なことを書こうと思って忘れていました。

今回僕が乗ったバイクは3年目のエクタープロトンのクロモリフレームです。
アップダウンの厳しい広島というコースなので当然カーボンやアルミの方が楽と考えるのが普通なんですが、下りでの安定感がすごく良くて意外とイケるのがクロモリの良さかなと思います。

正直カーボンで走りたいという気持ちも無きにしもあらずですが、今回の広島自己ベストはカーボンフレームで走った時よりも全て上回った結果となりました。
下りで楽ができるようになったので登りに集中できると言いますか、とりあえずレース全体で余裕が増えたように思います。

SAUCE DEVELOPMENTを始めとしたムーブメントのお客さんにもクロモリフレームに乗る人は多いのですが、その人たちに"クロモリフレームの可能性"を少し示せたかなという西日本ロードになりました。
パワープロフィールも今年の5分自己ベストが出ていたので、とても満足する走りができました(^-^)

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