シングルスピード リバイバル

▷ revival (=再生。復活)
《名・ス自》古い演劇・映画・歌謡曲などが、再演・再上映されること。
また、昔の風俗・流行などが、復活・再評価されること。 
FUJI 2017 "FEATHER" matte black
72,000円(税別)

もはやスポーツバイクの1ジャンルとして確立されたシングルスピード。
そのパイオニアとしてシーンをリードするフェザーは、シンプルな機能美が乗り手の個性を最大限に引き出すリアルストリートバイク。
定番のマットブラックとオーロラホワイトに爽やかなアイスブルーと煌めくイエローゴールドの全4色展開。固定ギアは別売り(1,500円-税別)
シングルスピード。ピストバイク、トラックバイク、トラックレーサー、呼び名は色々あります。
ロードバイクと決定的に違うのは「変速機が無い」事。

そのシンプルに収まるルックスによって、競輪といった競技ではなく、シティライドで人気を得る車種となりました。
ブームの発端があるとすれば「バイクメッセンジャー」かもしれません。
車やエンジン付きのバイクよりも機敏に荷物を運んでくれる都市部のお助けマン。
そんな彼らがよく使っていたのが「シングルスピード」、ピストバイクなんですよね。

なんでかと言われると、やっぱり見た目がシンプルでカッコイイっていうのもあると思います。
けど一番は部品点数が少ないから「壊れにくい」というところでしょう。

ボロボロになるまで使い込まれた自転車、ギア付きだとメンテナンス頻度が追いつかなくなってしまう。そんな彼らにマッチしたのがピストでした。
ブームとして日本にも飛び火して多くの人がそのスタイルに追随していったと思います。
それらが姿を少しずつ変えながら、日本にも当然のバイクジャンルとして街乗りでの「シングルスピード」が普及していきました。
このフェザーなんかはその金字塔とも言える存在ですね。
ということで、本日はご注文を頂いたフェザーを納車したのでした!
グリップをバーテープに巻き変えてカスタムしてお渡しです。ありがとうございました!

(と、雑な急展開)

FUJI 2017 "TRACK ARCV" Aluminum
84,000円(税別)

FUJI 2017 "TRACK ARCV" Matte Black
84,000円(税別)

以前にも紹介した2017新モデルの「トラック アーカイブ」。
こちらのモデルは11月頃に入荷してくる予定です。
さすがFUJI、抜かりなく攻めてきたな!と展示会で思った1台。

フェザーとは似て非なるシングルスピードバイク。
フレーム素材はクロモリ製ではなくアルミ製となっていて軽く、フォークはカーボンなので更に軽い車重となっています。
フレーム形状も逆スローピングで攻めたスタイル。。良いですね。
ハンドル周りも"アヘッドタイプ"になっているので、カーボンロードバイク等と同じ規格でパーツの互換性があります。最新のパーツを付けたい人にはFEATHERではなくTRACK ARCVがバチッとはまるでしょう。 
#よい子は真似してはいけません。

シングルスピードは攻めたタイプばかりではなく、ゆるやかに街を走るようなタイプもあります。

FUJI 2017 "STROLL" Silver
62,000円(税別)

定番の仲間入りを果たしたシングルスピード「ストロール」。
フェザーとは雰囲気の異なるヨーロピアンテイストが同じシングルスピードでも違った印象を醸し出しています。
 シングルならではのダイレクトな乗り味は小気味良く街中を駆け抜けるのにちょうど良く、クロモリフレームにポリッシュリム、 スキンサイドタイヤなどのクラシカルテイストがワンランク上のライフスタイルを演出。

こちらも11月入荷予定!
FUJI 2017 "STROLL" Black
62,000円(税別)

こちらはフェザーと同じくクロモリフレームのシングルスピード。でも、同じ素材でもコンセプトが変われば雰囲気もこれだけガラリと変わります。(もちろんパイプやフォークも異なっています。)

* * *

2017年、色々なスタイルのシングルスピードが普及した時代になりました。
共通することは「シンプル」ということ。
街で乗っている時に、ギアが無いからといってそこまで不便することもありません。
それよりもシンプルゆえの壊れにくさが毎日の使用には有り難かったりするものです。

ここ数年のロードバイクブームは目を張るものがありました!
シングル(ピスト)人気も形を変えながらじわじわ来てるな~と思う今日この頃でした。

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