TOYO Carbon Crmo ハイブリッドRoad

大阪は東洋フレーム(通称TOYO)の
カーボンxクロモリのハイブリッドロードフレームをお借りしました。

試乗してもOK!とのことなのですが、
Di2のSTIなどが無いため今は試乗ができません(^-^;)残念
なかなか無い機会なので、ぜひ実車をご覧になってみて下さい。
今年4月20日から受注が開始された国産フレームです。

スチールの部分はカイセイのフレームパイプを使用。 
オーバーサイズ、1.5インチの上下異径ヘッドチューブ。
リアブレーキはケーブルがインナールーティングになっています。
トップチューブとダウンチューブはGRAPHITE DESIGN製の特注カーボンパイプを使用し、
クロモリに挿入し接着されます。

変速はDi2のインナールーティングに対応しています。
1本ずつ国内で手作りされているため、
外装のワイヤー式でもオーダーは可能かと思います。 
使用されるグラファイトデザインのカーボンは、
東レ製T700カーボンチューブ。
ヘッドラグ部とクロモリのリアバックにマッチさせた剛性で作られた、
TOYOフレーム専用のフレームパイプだそうです。

カーボンフレームはそのほとんどが中国生産されており、
多くのメーカーはペイントが違う程度の差ばかり。

大きなブランドのカーボンフレームも中国や台湾へ生産ラインが移りはじめ、
"良い自転車とは何なのか"、とても混沌とした時代になってきました。 
日本製、そして作っている人たちの顔が見えていることに安心感を感じます。
サイズは女性でも乗れる44cmからラインナップされています。
世界戦も走った福本選手は身長150cmに満たないそうです。
そういったライダーからのフィードバックも得て作られるフレームなので、
変に"女性向け"を意識して作られたフレームよりよっぽど乗りやすいのです。
(ヘッドチューブが変に長くないあたりなど)
フレーム、フォークセット 370,000円(税別)

市場を見回しても似たり寄ったりなフレーム事情。
下手なミドル~ハイエンドフレームを手にするよりは、
よっぽどこのフレームを選択した方が満足度が高いのではないでしょうか。

ムーブメントから新しい選択肢のご提案でした。

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