2012年11月15日木曜日

EXTAR PROTON

クロモリフレームはクロモリフレームなのですが、
一概にクロモリとひとくくりにしてしまうのはちょっと違います。

同じホリゾンタルのクロモリフレームでも
10万円で車体が買えるものもあれば20、30万円のフレームもあります。

そこには一体どんな違いがあるのでしょうか?
まずは素材の違い。
見た目に騙されてはいけない、

同じ見た目であったとしても、使っているパイプが異なれば
重さも変わり、当然走りのフィーリングも変わってきます。

重たい自転車というのは、
物理で考えればわかるように大きな力が必要になります。
そのため、軽い自転車の方が軽快に走ることが簡単になってきます。

では、軽くすればよいのか?
そうなんですか?ホリさん!!
答えはNO。
ホリさんの表情もそう言っています。

重い自転車というのは安定感が強い。
ドロップハンドル、クイックなハンドリングに恐怖を覚える人や、
車体の扱いに慣れていない人には重たい自転車の方がオススメできます。

しかしながら、坂を上るならば軽い方が断然楽になります。
重いと重力で下にひっぱられてしまいますからね。

自転車は軽くしようと思えば車体で3kg台へ突入できる時代へとなりました。
そこまで軽くしたから速く走れるのかと聞かれれば、
答えはやはりNOなのです。
軽いと漕ぎ出しは軽いのだが、スピードの伸びがイマイチ。
(ちなみに坂を上るときはずっと漕ぎ出しの状態なので軽いと楽。)

ある程度の重量があれば慣性が働き、漕がなくてもスピードが維持できる。
軽すぎると空気抵抗に負け、
漕ぐのをやめればすぐ減速してしまったりします。

軽すぎても、重すぎても乗りやすい自転車とは言い切れないわけです。
堀さん「ここに1本の割り箸がある。
1本の割り箸は力をこめればたわむ。
しかし、3本の割り箸を集めたらたわませるのが困難になる。」

と、どこかのジイさんみたいな事をいっております。
実際、フレームにも同じことが言えます。

フレームをゴツく、太くすれば硬くなります。
逆に細いパイプは柔らかいフレームに仕上がります。

硬いフレーム、柔らかいフレーム
どっちがいいんですか?ホリさん!!!
堀さん「そんなんドッチでもええがな。」

そうなんです。
この硬さ柔らかさの問題が一番シビアでありながら、
走りのフィーリングに大きく影響してくるポイントなのです。

例えばの話、
体重が重ければ硬めのフレームの方がいいです。
対して軽い人は柔らかいフレームが、となります。

その本質は、「自転車をたわませる力の大きさ」が影響します。

僕が以前オーダーで作った際の出来事ですが、
体重が軽かったため、ビルダーさんはフレームも軽く仕上げてくれました。
しかしながら、乗ったフィーリングは柔らかくて、
ハードライディングには辛かった記憶があります。

体重が軽ければ相対的に「自転車をたわませる力」は小さい。
けれど漕ぐ力が大きければ自転車は大きくたわむ。

なんとなく、イメージわかりますか?
要するに、乗り手の好みの問題なのです。

基本的に柔らかいフレームはあまりオススメしていませんが、
ガチガチに硬いフレームもオススメしていません。

その良い塩梅。
誰が生み出してくれるのか。

自身もレース経験者であり、今もフレーム作りを続けている橋口さん。
彼の生み出す「EXTAR PROTON」のフレーム。

僕もたくさんのクロモリフレームを乗ってきましたが、
頭ひとつ抜けてよく走るのは彼のフレームです。

硬すぎない、でも柔らかすぎない。

バネのような走行感は10の力で踏んだら、
オマケ付きで11ぐらいの推進力になってくれる。
そんな印象です。

オーダーをかけたら約3ヶ月ほどでフレームができあがります。
今年はもう難しいですが、2013年狙ってみてはどうでしょうか。

BIRTH OF EXTARPROTON FREAK.

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